2020.12.25
今年最も読まれた記事は? 2020年Kindai Picks人気記事ランキング
- Kindai Picks編集部
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2020年も残すところわずか。今年はKindai Picksでどんな記事が多く読まれたのでしょうか? 世界中が新型コロナウイルスに翻弄されたこの1年を振り返りながら、アクセス上位10本と編集部のおすすめ記事を紹介します。
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2020年アクセスランキング
近畿大学は、新型コロナウイルス感染症対策に伴い5月11日からオンライン授業を開始。入学式もオープンキャンパスも学祭もオンライン開催となり、大学生活に大きな影響を与えました。そんな2020年1月1日〜12月25日までに公開されたKindai Picksのオリジナル記事を対象に、アクセス数(ページビュー)の多かった記事を、1位から10位まで発表します。読み逃している記事があれば、この機会にぜひチェックしてみてください。
1位:いい匂いと思う相手とは遺伝子レベルで相性がいい!? 遺伝子工学の専門家に聞いてみた
今年一番アクセスが多かったのは、2月14日に公開されたこの記事。いい匂いと感じる体臭を持つ異性は、遺伝子レベルで相性がいい……って本当!? 生物理工学部の葉山みなみさんが、遺伝子工学の専門家・宮本裕史先生に、配偶者選択に影響しているといわれる「HLA遺伝子」について聞いてみました。SNSでは「やっぱり」とか「私もパートナーの匂いが好き」といったコメントが多くシェアされていました。
いい匂いと思う相手とは遺伝子レベルで相性がいい!? 遺伝子工学の専門家に聞いてみた
2位:<新型コロナウイルス最新情報>ウイルスの正体はどこまで解明されている? 空気感染の可能性は?
今年は新型コロナウイルスに関する記事を多く発信しました。新型コロナウイルスって一体何なの? 風邪とは違うの? SARSやMERSより怖いの? 情報が錯綜し「どんな対策をすればいいかわからない」という声が多かった3月、医学部免疫学教室の宮澤正顯先生に、新型コロナウイルスの最新情報を丁寧に解説していただきました。
<新型コロナウイルス最新情報>ウイルスの正体はどこまで解明されている? 空気感染の可能性は?
3位:<新型コロナウイルス最新情報>インフルエンザより死亡者数は少ないのに、これほど警戒される理由は?
3位も医学部免疫学教室の宮澤先生による新型コロナウイルスの解説記事でした。2位の記事と同時に公開された続編「インフルエンザより死亡者数は少ないのに、これほど警戒される理由は? 」です。今年はテレビ出演や出版物の監修などで大忙しだった宮澤先生。4月に公開した「新型コロナウイルス感染症対策講座」の動画も「わかりやすい」と注目を集め、40万回以上再生されました。
<新型コロナウイルス最新情報>インフルエンザより死亡者数は少ないのに、これほど警戒される理由は?
4位:はあちゅうは「血液クレンジング」を忘れてなかった!医学的根拠・拡散の罪を専門家にインタビュー
2019年にSNSで話題となった「血液クレンジング」。健康効果がほぼ無いトンデモ医療にも関わらず、インフルエンサーがSNSで宣伝していたことで大炎上しました。中でも多くのバッシングを受けたはあちゅうさんが、医療と法律の専門家に「血液クレンジングはニセ医療なのか?」「ニセ医療を宣伝したら罪に問われるのか?」を聞いた記事が4位にランクイン。
はあちゅうは「血液クレンジング」を忘れてなかった!医学的根拠・拡散の罪を専門家にインタビュー
5位:ぶっちゃけオンライン授業ってどうなんですか?先生たちに聞いてみた
オンライン授業でちゃんと勉強できるの……? 不安を抱える学生が、オンライン授業の準備を進めている先生たちに「ぶっちゃけどうなんですか?」と直撃! 「Zoom」「Slack」「Google classroom」など様々なオンラインツールを導入した近畿大学。先生たちも慣れない環境でオンラインに適した新しい授業の形を試行錯誤していました。
ぶっちゃけオンライン授業ってどうなんですか?先生たちに聞いてみた
6位:<新型コロナ>正しい消毒の仕方は?マスクの使い回しはアリ? 気になる疑問を免疫学の先生にぶつけてみた
6位も医学部免疫学教室の宮澤先生による新型コロナウイルス関連記事。緊急事態宣言が発令され、不安を煽るような報道が飛び交っていた5月。アルコールの代わりに次亜塩素酸水がいい!? これを食べたら免疫力が上がる!? マスクや消毒の正しい使い方は!? 多くの人が抱えていた疑問に答えていただきました。
<新型コロナ>正しい消毒の仕方は?マスクの使い回しはアリ? 気になる疑問を免疫学の先生にぶつけてみた
7位:オンライン授業はじまってどう?先生と学生に現状や課題点を聞いた
7位もオンライン授業関連の記事。こちらは、5位の記事の後日談として、実際にはじまってどうなのか、同じ先生にインタビュー。相互通信型やオンデマンド型、先生たちもオンラインだからこそできる授業を工夫し、学生たちはオンライン授業だからこそのメリットも感じていました。
オンライン授業はじまってどう?先生と学生に現状や課題点を聞いた
8位:文系 vs 理系「勉強になるマンガ」はコレだ!先生と学生に聞くオススメ漫画14選
感染予防対策を徹底し、一部対面授業を再開した9月。約2万2千冊のマンガを所蔵する「アカデミックシアター」から、先生&図書館ボランティア学生が「勉強になるマンガ」を選書! 文系と理系に分けて、14冊のマンガを紹介しています。スマートニュースからアクセスがのびた記事です。
文系 vs 理系「勉強になるマンガ」はコレだ!先生と学生に聞くオススメ漫画14選
9位:SNSで「ネットワークビジネス」の勧誘が急増中!コロナ禍で大学生を狙う悪徳商法の手口とは?
コロナ禍でバイト難民になっている大学生をターゲットに、悪徳ネットワークビジネスの勧誘が増加。SNSで怪しいメッセージが多くなって困っているという総合社会学部の岡島彩乃さんが、迷惑メール評論家のGO羽鳥さんと経営学部の鞆大輔先生に、その手口と対策を教えてもらった記事です。
SNSで「ネットワークビジネス」の勧誘が急増中!コロナ禍で大学生を狙う悪徳商法の手口とは?
10位:男性の15%は精子に問題あり!? 不妊を招く「精索静脈瘤」についてお医者さんに聞いてきた
あまりクローズアップされない男性不妊の原因。特に多いのが「精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)」という病気なんです。妊活中の夫婦が「男性不妊かもと思ったらどうすればいい?」「飲酒や喫煙が精子に悪いって本当?」など、気になる疑問を泌尿器科専門医の吉村先生にお聞きしました。Twitterでは「知らなかった」というコメントが多く寄せられました。
男性の15%は精子に問題あり!? 不妊を招く「精索静脈瘤」についてお医者さんに聞いてきた
2020年編集部のおすすめ記事3選
続いて、Kindai Picks編集部のおすすめ記事を3本紹介します。【炭治郎はブッダになる!?】『鬼滅の刃』を「ゾンビ×仏教」で考察すると、新発見だらけだった
映画が空前の大ヒットとなり社会現象を巻き起こしている『鬼滅の刃』。人気の理由は?何が読者を引きつけるのか?『ゾンビ学』の著者である総合社会学部の岡本健先生と、僧侶ライターの稲田ズイキさんが「ゾンビ×仏教」の視点で『鬼滅の刃』を考察。2月に公開されたこの記事、今だからこそもう一度読んで欲しい記事です。
【炭治郎はブッダになる!?】『鬼滅の刃』を「ゾンビ×仏教」で考察すると、新発見だらけだった
愛を込めて「キッチンカロリー」に花束を。53年、近大生の胃と心を満たしてきた名物食堂が閉店(店内360度映像付)
近大生に愛され続けてきた洋食店「キッチンカロリー」が8月末で閉店。53年間に渡って近畿大学生たちを見守ってきた椎林要治さん・晴子さんご夫婦にインタビュー。かつて常連として通い詰めたOBの方々も集まり、ご飯を食べながら歴史を振り返りました。涙なしでは読めない記事です。
愛を込めて「キッチンカロリー」に花束を。53年、近大生の胃と心を満たしてきた名物食堂が閉店(店内360度映像付)
N0密で楽しめるレジャー「釣り」。近大OGの釣りガール・高本采実さんにその魅力をみっちり教わってみた
3密を避け自然を満喫できるレジャーとして注目を集める「釣り」。農学部水産学科のOGで、現在「釣りガール」として大活躍中の高本采実さんにその魅力と実践方法を教わりました。取材をしたのは釣り初心者のグルメライター、泡☆盛子さん。最後は釣った魚を美味しくいただきます。
N0密で楽しめるレジャー「釣り」。近大OGの釣りガール・高本采実さんにその魅力をみっちり教わってみた
2020年学生ライターの力作記事3選
最後に、学生ライターが書いた力作を3本紹介します。日本初、ゴミを出さない町!徳島県上勝町の「ゼロ・ウェイストセンター」に行ってきた
Kindai Picksの学生ライターの中で一番多く記事を書いている、国際学部の寺浦成美さん。SDGsに関する活動に取り組む学生団体に所属する彼女が10月に書いてくれたのが、日本初のゴミを出さない町……徳島県勝浦郡上勝町にある、ゼロ・ウェイスト生活(ゴミを出さない生活)が体験できる宿泊施設「HOTEL WHY」に宿泊した体験記。私たちが毎日捨てているゴミ、そして、日々の暮らしについて見つめ直すきっかけになる記事です。
日本初、ゴミを出さない町!徳島県上勝町の「ゼロ・ウェイストセンター」に行ってきた
フェミニストの主張を「不快」に感じるのはなぜ?SNSの論争からフェミニズムと男女差別の本質を探る
昨年もジェンダー問題に関する記事を書いてくれた国際学部の龍崎真侑さん。今回は、日々SNSで繰り広げられている「フェミニズム論争」がテーマ。若者の中にはフェミニストを敬遠している人も多いそう……。もしかして、何か違う方向に勘違いされている? 大学生154人にフェミニズムに関するアンケートを実施し、ジェンダー論の専門家・社会連携推進センターの奥田先生に話を聞いてきました。
フェミニストの主張を「不快」に感じるのはなぜ?SNSの論争からフェミニズムと男女差別の本質を探る
"同性婚"は本当に必要? LGBTQの「人権」と「結婚制度」の問題を当事者×研究者で徹底討論
アライ(LGBTQ当事者のサポートとなる存在)として啓発活動を行っている総合社会学部の深井寧々さんが、Kindai Picksの学生ライターとして初挑戦した記事です。今年1年を通して話題になっていた「同性婚」問題について、当事者の学生やパートナーシップ制度を利用している同性夫婦と一緒に討論。セクシャルマイノリティに対する認知が高まっても、人権侵害や差別問題は後を絶ちません。その根底には何があるのか?婚姻制度とは何なのか?人権問題研究所の熊本先生にもお話を聞きました。
"同性婚"は本当に必要? LGBTQの「人権」と「結婚制度」の問題を当事者×研究者で徹底討論
2021年もよろしくお願いします
今年もKindai Picksをご愛読いただき、ありがとうございました。新型コロナウイルスによって、変化を余儀なくされた2020年。Kindai Picks編集部の中でも記事のテーマや制作方法に変化がありました。2月や3月に制作していた就職活動やキャンパスライフに関する記事はほとんどがお蔵入りになり、取材も打ち合わせもオンラインに。だからこそ、海外の取材や今までになかった企画を実現することもできました。
みなさんにとってはどんな1年だったのでしょうか?
2021年、Kindai Picksは近畿大学らしい明るくユニークな情報を発信していきたいと思います。みなさんにとって希望のある1年でありますように。Kindai Picksをよろしくお願いいたします。
文:トミモトリエ
編集:人間編集部
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