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2022.03.01

再エネの未来とは?太陽光だゴウダ♪のCMでおなじみ、ゴウダ・合田社長の脱炭素革命への挑戦【突撃!近大人社長】

Kindai Picks編集部

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OB・OG
ゴウダ株式会社
合田真博
社長訪問
突撃近大人社長

関西人なら誰もが耳にしたことのある、「太陽光だゴウダ♪」のCMメロディでお馴染みの「ゴウダ株式会社」。1971年に包装資材メーカーとして設立した同社は「地球のためにできることはなんでもやる」をポリシーに事業を拡大。現在ではスマートエネルギー機器販売・設備会社として国内トップレベルの実績を誇るだけでなく、建材加工及び施工や書店の運営も行っています。「突撃!近大人社長」第9回目は、ゴウダ株式会社の合田真博社長に総合社会学部 社会マスメディア専攻4年生の金谷翔真さんがインタビューしました。

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茨木市の本社ビル「ゴウダC&E(カルチャーアンドエンタテイメント)ビル」。

ゴウダ株式会社は、1971年に紙製品の再生加工を行う「合田包装産業株式会社」として設立。1987年に茨城県に新工場を完成させ関東へ進出したあとは、「パッケージ部門」「建材加工部門」「施工部門」など、多角的に事業を展開し、関東や関西のみならず国内に新たな拠点を拡大しました。現在では国内20の営業所、30ヶ所の工場を運用しています。

そして、2007年にいち早く太陽光発電事業をスタートさせ、「太陽光だゴウダ♪」のCMでも知られている通り、現在では関西でトップクラスの施工・販売実績を誇ります。

設立50周年記念して作られた新TVCM『エネルギーの未来をつくるんだ篇』。タレントの寺田光さんを起用した。

クリーンエネルギーの普及活動や、太陽光エネルギーを活用した地球温暖化防止の取り組み、脱炭素社会に向けてさらなる技術開発を目指すなど、現在ではSDGsに配慮する企業としても、各分野より注目を集めています。

そんなゴウダ株式会社で、2021年4月より代表取締役社長に就任した合田真博さんは、近畿大学商経学部経済学科の卒業生です。大学卒業後は「銀行」という、まったく他業種に就職した経験がある現社長。在学時から現在に至るまでのお話を伺いました。


ノウハウがなくても挑戦する!「何でもやりまっせ」で飛躍的に成長




合田 真博(ごうだ まさひろ)
1999年近畿大学 商経学部 経済学科 卒業。旧富士銀行(現・みずほ銀行)入行。営業店2ケ店を経験。2003年みずほ銀行 退社。2003年ゴウダ株式会社 入社。2004年執行役員 滋賀事業部 事業部長 (営業開発部兼務) 。2006年常務取締役 関東事業部 事業部長 2010年専務取締役、2017年取締役副社長、2021年代表取締役社長に就任。



金谷翔真

本日はよろしくお願いします! 合田社長は2021年4月に新しく社長に就任されたとお聞きしました。





合田社長

そうなんです。社長になってまだ8ヶ月たったばかりです(2021年12月時点)。





金谷翔真

心境の変化はありましたか?





合田社長

変化は特にないんですよね。社長に就任する前から、父親である前社長(現会長)に20年付き添ってお客様との繋がりをつくってきたので、「これからも、引き続きがんばろう」という気持ちです。




CMでもおなじみのキャラクターゴウダくんとヒカリちゃんと。


金谷翔真

ちょうど設立50年の節目でもあったんですよね。会社の歴史を教えていただけますか?





合田社長

ゴウダは、紙製品の再生加工を行う包装資材メーカーとして創業しました。一度使われたダンボールを再利用できないか?という「もったいない精神」からスタートした会社なんです。そこから、住宅建材の加工や外装施工、物流事業まで……お客様のニーズに応えるべく事業を広げていきました。





金谷翔真

”太陽光発電の会社”というイメージが強かったんですが、本当に幅広い事業を行っているんですね……。




合田包装産業株式会社時代の社屋。


合田社長

お客様からご相談を受ければ、全く経験がない分野でも挑戦するのがゴウダのモットーなんです。「何でもやりまっせ」という言葉に集約されるんですけど、私たちはそれを「ゴウダイズム」と呼んでます。





金谷翔真

ゴウダイズム!かっこいい……。





合田社長

例えば、今では売上の約60%を占める「建材加工部門」ですが、最初はハウスメーカーから「網戸の組立加工ができないか?」という相談を受けたことがはじまりです。経験もノウハウもないので、最初は手間も時間もかかって利益にならない。でも、そうやって「ニーズはあるのに他の企業がやらないこと」に挑戦してきたんです。

今では、化粧品の製造及び梱包や脱炭素社会の実現を進めるエネルギー事業など、経験と実績……そして、全国の拠点があるからこそ実現可能なサービスがたくさんあります。2007年に建てた茨木市の本社ビルには、書店やクリニックモール、多目的ホールが入っていますが、これも地域の方のニーズに応えるため。事前に取ったアンケートで「近所に大型書店が欲しい」という要望が多かったので、書籍販売事業もはじめました。





金谷翔真

ゴウダの事業内容を見ると、一見関連のなさそうな事業があるのはそういう理由があったんですね。




「ゴウダC&Eビル」にある「HYPER BOOKS GODA」は、自社運営の書店。


「採用しないと後悔しますよ」自信満々だった学生時代





金谷翔真

合田社長の学生時代の思い出を教えてください。





合田社長

僕はラグビーをやってたんですが、そこで「いい仲間」ができて。大学時代はラグビーの仲間と、スポーツはもちろん、旅行に行ったり、飲み会をしたり、4年間をすごく充実していましたね。





金谷翔真

めちゃくちゃリア充って感じがします!





合田社長

もちろん、勉強もしっかりしてましたよ。3年生のときにほぼ単位を取り終わってたぐらいですからね。




既に貫禄のある、学生時代の合田社長。


金谷翔真

すごい……。ちなみに、卒論のテーマは?





合田社長

卒論は、女性の労働問題についての論文を書きました。「女性が活躍することが、会社にとって絶対にプラスになる」って。振り返ったらまさに今、自分が論文に書いたことを今の会社で実践していますね。





金谷翔真

就活はどうでしたか?





合田社長

それが……今思うと「アホやったな」と思うんですが、当時は自信しかないというくらいに自信過剰で。「僕を採用しないと後悔しますよ」「僕は貢献しますよ」みたいなこと言って、そのまま採用していただいた感じでした。当時は就職氷河期だったんですが、勢いで突破しましたね(笑)





金谷翔真

えー!それで、銀行に入社されたんですよね。






合田社長

はい。私が入社した富士銀行は、当時全国で200人ぐらいの新卒生を採用をしていたんですが、周りを見渡すと東大、京大、阪大、神大、早稲田、上智……そうそうたる大学の卒業生ばかりなんです。僕が唯一の近大生でした。「これは負けてられないぞ」と、入社してからもかなり努力しました。





金谷翔真

本当に「すごい」という言葉しか出てこないです……。でも。最初からゴウダに入社するのではなく、銀行を選んだのには理由があったんですか?





合田社長

元々「いつか父の会社を継ぐのかも……」というイメージはありました。でも、進路や就職先を決める上で、父からは何も言われなかったんです。ただ、なんというか、無言の教えがあったんですよね。





金谷翔真

他の会社に就職して、社会経験を積む……ということですか?





合田社長

そうですね。金融業界に就職できたのはすごく貴重な経験だったと思います。銀行員になれば、たとえ22歳の新入社員だったとしても、経営者の方と対等に話せますよね。「お金を貸してほしい」とおっしゃるお客様には「どういうふうな経営計画をたてられてるんですか?」って伺えるわけです。そんな経験は、ほかの業界ではできなかったと思います。





金谷翔真

ゴウダに入社してからはどうでしたか?





合田社長

そうですね……まず「自分の父親の会社に入社する」というのは、非常に大きなプレッシャーもあるんですよ。従業員の方々も、「社長の息子が入ってくるらしい」と聞くと「いったい、どんな人がくるんだろう」と気になるはずですしね。





金谷翔真

確かに、そこは気になりそうです。





合田社長

だから、入社した時点で「父親と息子の関係を断ち切ろう」と決めました。ゴウダ株式会社の社員になってからは、父親のことはプライベートでも「社長」と呼ぶし、絶対に敬語で話すように心がけています。





金谷翔真

プライベートでも!? すごい決意です……。





合田社長

そこで気が緩んでしまうと、自分自身に対しても甘えが出てしまいますし、従業員の人たちも見ていて嫌な気分になるだろうなと思ったからです。もう17年間、貫き通してますね。





業界発展のために学校も設立「太陽光発電」にかける思い





金谷翔真

「太陽光だゴウダ♪」のTVCMはいつから放送しているんでしょうか?





合田社長

太陽光の事業をスタートしたのが2007年で、その3年後2010年に初めてCMを作りました。





金谷翔真

関西人なら誰でも知ってるCMですよね。





合田社長

実は、あの「太陽光だゴウダ♪」っていうフレーズのCMは第二弾なんです。一番最初は「太陽光発電のことは知っているが、施工をする会社のことはよく知らない。ゴウダ、ゴウダ、ゴウダです」ってCMがあって。





金谷翔真

そうだったんですね……! CMを制作したのは、これからは太陽光の会社としてアピールしていこうというタイミングだったんでしょうか?





合田社長

それまでは、企業向けの……いわゆるBtoBのサービスを行っていたので、個人消費者向けTVCMを打つタイミングがなかったんです。あとは、太陽光発電自体をちゃんと知ってもらうという狙いもありました。





金谷翔真

当時は太陽光発電の認知度が低かったということですか?





合田社長

我々が太陽光発電事業をスタートした2007年は、大手ハウスメーカーさんも「対応を検討しようかな」ぐらいの空気感で、全然世の中に「太陽光発電」というものが浸透していなかったんです。しかも、2年前の2005年に、最初の太陽光発電装置の補助金制度が終了したところだったんです。



※太陽光発電システム設置に対する補助金は2005年で一度廃止。その後、2008年の「低炭素社会づくり行動計画」で太陽光発電の導入目標が掲げられたことを契機に2009年〜2015年まで補助金が再開された。


金谷翔真

えっ!そんなタイミングで、なぜ事業をはじめられたのでしょうか?





合田社長

絶対に将来、太陽光発電が社会にとっても環境にとってもかけがえのないものになる確信が、私たちにはあったんです。ノウハウもありませんでしたし、一年目は、一台売れるか売れないかくらいの販売実績でした。今って「太陽光発電」と聞いたら10人中10人が「知っている」と答える時代だと思いますが、当時は「なにそれ?」という感じでした。






金谷翔真

僕のまわりの人たちも、みんな知っていると思います。





合田社長

2009年に補助金制度が再開されたことで、2010年ごろから急速に普及し、認知度も上がりました。そうすると、今度はずさんな設置を行う業者が急増して、業界内で漏水が問題視され始めたんです……。そこで、2010年に「太陽光発電工事専門校」という学校を作ったんです。





金谷翔真

えっ!? 学校を作ったんですか?





合田社長

はい。太陽光発電システムの施工者を養成するための専門学校です。今は社員の育成のみ行っていますが、当時は他の業者の方でも誰でも受け入れていました。ここで確かな技術を学んでいただき、優秀な技術者が増えれば、業界の発展につながると思ったので。





金谷翔真

社員育成のためだけじゃなかったんですね。





合田社長

自分たちが儲かればいいということではなく、太陽光発電に未来を感じていたからこそ、業界全体の底上げが必要だったんです。CMを打ったのは「せっかく太陽光発電システムを設置したのに、かえっていやな思いをした」という消費者の数をゼロにしたかったんです。





脱炭素社会の実現に向け、ゴウダが目指す未来とは?


金谷翔真

今は一般家庭にも、太陽光発電はかなり普及しているんでしょうか?





合田社長

日本はまだまだですね。それに、太陽光発電の固定価格買取期間満了(卒FIT)問題もあり、ここ3年ぐらいは世の中の捉え方もちょっと悪くなっている状況です。





金谷翔真

そうなんですか!?






合田社長

太陽光発電で余った電力を電気事業者が買い取ってくれる「余剰電力買取制度(現在は固定価格買取制度に移行)」という制度があり、今までは「元が取れる」ということで取り付けていた人も多いんです。国の政策として、太陽光発電を普及させるために最初の買取価格を高く設定していたんですが、年々その買取価格が下がっていきました。更に、住宅用太陽光発電の余剰電力は、固定価格での買取期間が10年と定められているため、制度開始から10年が経過した2019年以降、固定価格での買取期間がどんどん満了していくんです。



※余剰電力買取制度は2009年11月1日から2012年7月1日まで実施されていた制度。2012年から再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)に移行。


金谷翔真

今から太陽光をつけるメリットがないということですか?





合田社長

いいえ、余剰電力の買取がなくなったわけではないですし、太陽光発電の設置初期費用は昔より安くなっています。それに、世界はすでに脱炭素社会の実現に向けて動きはじめていますから、太陽光発電が義務化される未来がすぐそこまできていると私は考えています。これから建てる公共建築物には太陽光発電を標準化することも議論されています。「つけた方がいいですよ」というより「つけるべきもの」になってくる。





金谷翔真

なるほど。




ゴウダは、テスラ社の家庭用蓄電池「Powerwall」の認定施工会社。


合田社長

それに、今は余剰電力を売るのではなく蓄電して使う方向にシフトしています。停電時などの非常時にも安定的に電気を供給できますし、家庭の乗用車も電気自動車に移行していきますから、これからは屋根で作って電気自動車や家庭用蓄電池に蓄電しておくのが当たり前の時代になります。





金谷翔真

なるほど。





合田社長

これは、ガラケーからスマホに変わっていった時と同じだと思っています。いま、金谷さんのまわりでガラケーを使っている人っていますか?





金谷翔真

僕も使ったことないですし、周りにもいないですね。





合田社長

みんなの使っていたガラケーがスマホに変わっていった過渡期って「まだガラケーでええねん」って人たちがたくさんいたんです。ただ、その1年後には、そう言っていた人たちも次々とスマホに買い替えて、ものの数年後にはガラケーを持つことが古い時代になりました。私たちは、太陽光発電や蓄電池の普及スピードは、それぐらい急激に上がっていくと考えています。我々は太陽光発電にまつわる商材を扱う会社として、そのスピードをあげて、さらにSDGsに貢献できる企業になっていきたいですね。





金谷翔真

先ほど、環境問題のお話を伺いましたが、いま日本はどんな課題を抱えているとお考えですか?





合田社長

そうですね。まず、環境問題への取り組みを行っているのは大手企業が多いですが、日本にある会社の約99%は、いわゆる「中小企業」とよばれる規模の企業です。この99%を占める中小企業が環境問題への課題に目を向けないと、環境問題は軽減しないでしょうね。





金谷翔真

中小企業が取り組むのは難しい問題なんでしょうか……?





合田社長

そうですね、既存の業務で手一杯で考える余裕がなかったり、何から手をつけたらいいのかわからないというパターンが多いのではないかと。ただ、近い将来、かならず太陽光発電設備の義務化が行われるはずです。





金谷翔真

そんな時代がくれば、脱炭素社会の実現も夢ではありませんね。





合田社長

いざそんな時代になってから、ノウハウを身につけても遅いですからね。その時に「ゴウダにすベてお任せください」と手をあげられるようにしたいです。





漠然とした不安に負けないために





金谷翔真

今はコロナ禍ということもあり、挫折してる人も多いと思います。そんな人たちや学生たちに、なにかメッセージはありますか?





合田社長

このコロナ禍の2年間は、企業にとってもすごく苦しい時代でした。でも、苦しいからといって、なんにもしてないわけじゃなくて。いろんな企業が「自分の会社はこれからどうしようか?」「どうしたらコロナに打ち勝っていけるんだ?」って、ずっと考え続けていたはずなんです。特に飲食は、ほかと比べても多大なダメージをうけた業界ですが、今あちこちでテイクアウトや宅配サービスが行われていますよね。





金谷翔真

確かに、当たり前だった概念が変わりました。





合田社長

企業はこれだけ苦しい時勢でも、必死で打開策を編み出してきたわけです。私たちの会社も必死でアイデアを練って、業績をキープできています。だからこそ私は「なにをしたらいいかわからない」と口に出す人たちには、「本当に打開策を考えてるの?」って問いかけたいです。





金谷翔真

たしかに、簡単に「なにをしたらいいかわからない」と口に出しすぎかも……。





合田社長

「今、自分がすべきことはなんなのか」「自分の立ち位置はどこなのか」「今、自分ができることはなんだろうか」。私の経験上、きちんと自分で考えた上で、なにもアイデアが出てこないという場面は絶対にないはずです。行動を起こして、失敗してもいいんです。失敗したらまたアイディアが出てきて、次に繋がるはずですから。まさに「やれることはなんでもやる」ゴウダイズムの考えですね。だから「なにをしたらいいかわからない」という漠然とした言い方だけはやめてほしいです。





金谷翔真

でも、僕も今、なにもできていないかも……。





合田社長

いえ、こうしてこの場にきてくださって、私は「すごいなあ」と思っていますよ。インタビューなんてはじめてだと思うし緊張するだろうけど、ここにきてくれたんですもんね。





金谷翔真

正直、緊張は今もしていますが……たくさん貴重なお話が聞けて、勉強になりました!合田社長、ありがとうございました!






対談を終えた金谷さんの感想は?

インタビューをしていて印象に残ったのは、なにを聞かれても笑顔で堂々と語る、合田社長の姿勢でした。聞き手に納得と安心感を与えるような自信が、そこにはありました。
そして、その堂々とした姿勢は、学生時代から変わっていないというお話にも驚きました。合田社長は就職活動で、面接の時に「僕を入社させないと損ですよ」と言わんばかりに力説したと仰っていました。自信があるから挑戦ができる。その挑戦が失敗したとしても、成功するまでチャレンジする。そして、その成功が自信となり、さらに大きな挑戦ができる……そんな自信と挑戦のサイクルの大切さを、今回のインタビューで学ぶことができました。


取材・文:トミモトリエ/渡辺あや
写真:西島本元
企画・編集:人間編集部

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