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2020.12.04

近畿大学を日本一にした 広報室は〝愛〟と〝イノベーション〟に溢れていた

Kindai Picks編集部

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オリジナル記事
インターンシップ

はじめまして。
大阪 上本町の株式会社錢屋本舗から参りました、中島摩理奈です。
(写真の前列左から4番目のKDUTシャツを持っているのが私です!)
自社のことは語りたいけれど長くなるので、よろしければ(是非)こちらをご覧ください。
▼https://zeniyahompo.com/honkan/

セミナーに参加するだけでは得られない「近大の広報力」を、日常から学びたいと思い、近畿大学広報室へ4週間、インターンに行ってきました!

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2020年秋
まさか、自分が近畿大学広報室に行くことになるなんて。
それは心の中の小さな芽を、思い切って言葉にすることで実現しました。


近鉄大阪難波駅にあるこの看板との出会いが、わたしをインターンシップへ行きたいという思いに導いてくれました


そして迎えたインターン初日。まるで宙に浮いているような不思議な感覚でした。
各講演会・メディアで拝見し、〝頭の中はどうなっているんだろう〟と想像していた近畿大学広報室の方々と同じ空間にいる。
そんな思いで始まった4週間をレポートします!


様々な打ち合わせに参加


広報の〝こ〟の字も知らない状態で、様々な業務の打ち合わせに参加させていただきました。

11月1日に掲出開始となった、推薦入試の出願告知のポスター、
「明日もあるし、近大もあるし」の制作打合せにも!
近大の広告コピーは毎回、スタッフのみなさんで考えているとのこと。
今回はコロナの時期に入って初めての広告ということで、まずはみんなで受験生の気持ちになることからスタートしました。
そこからは、各自が意見をどんどん出し合う!!!
そこでハッとさせられたこと。

それは〝広告だからカッコつけよう!〟ではなく、飛び交うのは
〝誰目線で話しかける!?〟
〝これで伝わるか!?〟などの原点を、真剣に話していたこと。
ココだ、ココの部分が、あの広報を作り出す根源なのだ
と。インターン2日目にして心を撃ち抜かれました。

また別の日には、私の職場である錢屋サロンで、広告制作の続きのオフサイトミーティングが行われました。
近大広報室ではクリエイティブな仕事をする場合、気分を変えてよきアイデアを出すため、学外に出ることがよくあるそうです。
そこに我がサロンが選ばれるなんて光栄です!

銭屋サロン
錢屋カフヱー渾身(恐縮です!)のコーヒーを飲みながら、スクリーンに映し出した広告コピーの文字を何度も打ち換えてアイデアをまとめていました。


広告「明日もあるし、近大もあるし」

打合せでは上司も部下もなく、全員がフラットに意見していました。
みんなが〝自分ごと〟として考え、その先には〝近大のことを伝えたい〟という想いのベクトルがきっと一緒だからできることだと感じました。

イラストを描いてくださったのは、あの有名企業のCMやアニメーション等でもお馴染みのイラストレーター 五月女ケイ子さんです。コロナ禍の中でも、前を向く力強さと近大らしさが感じられます。


CLOSE CAMPUS


毎年実施しているOPEN CAMPUSが今年は新型コロナウイルス感染症の影響によって『CLOSE CAMPUS』に。

〝CLOSE!?〟そっか、オンラインだもんね、と思いきや、
もちろん〝決して近大には来ないでください〟とした強い言葉とともに
〝キャンパスには入れませんが、近大の雰囲気を「身近(CLOSE)」に感じてください、というメッセージが入っていました。

こういうところが、私が近大に興味を持った原点のひとつ。



クローズキャンパスのビジュアル。近畿大学の象徴である西門がマスクで覆われています。


ビジュアルだけで、こんなに熱く語ってしまったのですが、
当日までの企画・運営についての話し合いでも感嘆。
ここでもみなさん同じ想いで
〝どうやったらもっと面白くできるか〟
〝伝わるか〟〝近大に来たいと思ってもらえるか〟
をとことん考えているところを目の当たりにしました。

企画のイメージ作りの一環で、私もこんな任務を少々。
受験生に過去の入試問題にチャレンジしてもらうため、近大の体育会公式マスコットキャラクターが、オンラインで模試にチャレンジする動画を撮影する、なんて〝どシュール〟な企画が誰かの思いつきで持ち上がり、あっという間に実行されることに。



まさかまさか、ビックブルーくんになれる日が来るなんて。


当日のオンライン配信では、来年以降会えるであろう画面越しの受験生に、出演者の誰もが全力で近大の魅力を伝えていました。



みなさんのキレキレな動きとアイディアがすごい


オンラインコンテンツの一つには、クロマグロの完全養殖に世界で初めて成功した水産研究所も登場。
キャンパスからは遠く離れた鹿児島の奄美実験場から、近大マグロの給餌を水中からライブ配信を実施!
まさか、近大マグロもオンライン配信デビューするなんて思ってもいなかったことでしょう。


はじめまして。近大マグロさん。


充実のランチタイム


キャンパスをめぐり
周辺のご飯屋さんをめぐり、部活動をのぞいたり、どこに行ってもみんなあたたかい!
初日のランチは、インドカレー屋さんへ!



大学西門すぐ側のお店「インドラディップ」ナンの大きさにびっくり・・・!


オフサイトミーティングでおじゃましたグランフロント大阪の『近畿大学水産研究所』で近大マグロも初めていただきました!



「近大マグロとわかしらすの紀州丼」近大マグロ~おいしかった。


さすが広報室のみなさん!
〝そういえば◯◯行った!?〟と、たずねてくれ、まだのお店があれば一緒に出かけようと声をかけてくれるんです。
愛だな。





学生気分を思い出す、近大周辺のおいしいランチ事情


なによりも日常が勉強に


4週間、様々な業務のチームへ仲間入りすることができました。
みなさん、優しく愛ある方が多かったです。

・柔軟な考え
・多角的な視点の持ち方
・仕事に対する姿勢
・優先順位の考え方、何がベストか

などはもちろん、
・近大愛

も忘れません。
加藤広報室長が関西テレビ『セブンルール』に出演されていた時に、お話ししていた
「新入生を全力で歓迎する」「PRは学生主役」
この室長のルールが、私が“近大へ行きたい”という想いが芽生えた一歩と言っても過言ではありません。



西門にはいつも「いってらっしゃい」「お疲れ様」と声をかけてもらっているようでした


さて、そろそろまとめますと。
イノベーティブな研究結果や学生の活動を、スピード感と良質(伝わるか)を加えて世の中に発信する。
これぞ近大。

広報へのノウハウ、経験も、もちろん日本一だと感じました。

しかし、私が想像していた以上に、垣間見た皆さんの人間力の高さ。
日本一となった理由がココにもあるのだと確信しました。

「近大がここまで認知と志願者数が上がった理由は、打席に立ち続けたからである」
これは最終日、世耕経営戦略本部長からいただいた言葉です。
この言葉を聞き、私が感じ取ったのは、まだまだ私たちは打席(物事のチャレンジや伝えるということの回数)に立つ回数が少ないのだということです。きっと打席には誰もが立てるのかもしれない。ただ、立ち「続けること」が容易ではないかもしれない。でも、そう気づいたならば、立つのみ!
一人で、やる気をぶんぶん振り回しているようですが、
しっかりと球に当てられるように個人力とチーム力を高めたいと思います。

さて!
タイムスリップしたように、戻ってきた現実世界(日ごろ勤務している会社)でやることは
『打席に立ち続ける!』のみ!
4週間って、このひとつの記事ではまとまりきれません・・・なので、よろしければ今後の錢屋本舗本館を、温かい目で見守ってください。
そして時に、愛ある厳しい目で『どんなことを発信しているんだ!?』って
覗いてください。

近畿大学広報室の皆さま、ありがとうございました!

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