Kindai Picks

来場1万2千人!現役女子大生がプロデュースした牛乳石鹸赤箱90周年ボールプール企画

main

Kindai Picks編集部

2018.12.04

1310 View

tag
OB・OG・在学生
オリジナル記事
コラム
学生ライター
産学連携

文芸学部文化デザイン学科の西野ゼミの3年生が、2018年9月に京都の烏丸御池で行なわれた牛乳石鹸の赤箱90周年のイベント「赤箱AWA-YA」の企画運営に参画しました。来場者は1万2千人超え! 学生が企業と産学連携プロジェクトを行うのは実学教育を掲げる近大ならではですが、今回は実際に牛乳石鹸のイベントで1つの企画をプロデュースして感じたことをレポートします。

こんにちは! 近畿大学文芸学部文化デザイン学科3年の脇広奈(わき ひろな)です!

みなさんは文化デザイン学科ってご存知ですか? 初めて耳にした方も多いのではないかと思います。

文化デザイン学科は、2016年に近畿大学文芸学部に新設された学科で、現在の3年生が第1期生です。

教授は、グラフィックデザイナーや、アートプロデューサー、大手建築会社の建築デザイナーなど……第一線で活躍されている方々。3年生になると、感性学系、デザイン系、プロデュース系とそれぞれゼミに分かれるのですが、その中で今回は、私の所属するプロデュース系のゼミ、西野昌克(にしの まさかつ)教授のゼミの活動を紹介したいと思います!


私たちが実際に企業のイベントをプロデュース!?


西野昌克教授は、文化デザイン学科の教授だけでなく、日本アートマネジメント学会会員なども務めるアートプロデューサーです。私たちはそんな西野教授のゼミである「西野ゼミ」で「プロデュース」を実学的に学んでいます。

4月、西野ゼミに配属されて第1回目の講義ゼミで、西野教授から「9月に赤箱石鹸の90周年イベントがあるらしいねんけど、そこで1つの展示企画を考えてくれへんか?」とのお話がありました。みんなの反応は「……ん? 牛乳石鹸?」と正直ピンと来ていない様子。



牛乳石鹸は、牛乳石鹸共進社株式会社から販売されている固形石鹸で、赤箱と青箱があります。青箱は洗い上りがさっぱりする石鹸で、赤箱は青箱よりもスクワランとミルクバターの配合が多く、洗い上がりがしっとりするのが特徴。どちらもプチプライスかつ、安全で赤ちゃんにも使えるということで、昔から一般家庭で親しまれている石鹸です。

青箱は来年(2019年)で60周年、赤箱は今年(2018年)で90周年ということで、牛乳石鹸共進社は、2018年、赤箱の90周年をお祝いするイベントを多数行っています。

その中で、赤箱の「もこもこ洗顔泡体験」をコンセプトにした期間限定ショップ「赤箱AWA-YA」で、西野ゼミに所属する私たち3年生が1つの展示ブースをプロデュースすることに……!



私たちに課された目標は

『10日間で来場者数1万人』

『古めかしいイメージを払拭し、固形石鹼を若い女性に使ってもらう』


厳しい~! みんなから出てきた言葉は

「1万とかめっちゃきつない?」

「私らプロデューサーちゃうしそんなんできひん……」

そもそも、固形石鹼を使って体を洗っているゼミ生は15人中2人だったので、この反応も無理ないかもしれません。



企画を考えるため、私たちは牛乳石鹼共進社の安田工場に見学に行ったり、若い女性が喜んでくれそうな企画を調べたりと、様々な試行錯誤を重ねました。


ドキドキ! 本社プレゼン


そして私たちが考えた企画が『牛乳石鹸の赤箱の泡立ちをイメージしたボールプール』!


実際の企画書のイメージ画像

ポイントは、まるで自分が赤箱を泡立てたときに出来るもこもこの泡に包まれているかのような感覚を味わえるところです。

お客様が参加して楽しめて、インスタなどにアップしたくなる視覚的な可愛さの詰まったコンテンツであることを前提に、牛乳石鹸の泡立ちの良さ、パッケージの愛らしさを伝える、体験型のアート展示を考えました。

提案する企画が決まってからも、本社へ少人数で相談にいったり、予算内で収まるように材質を工夫したり、大変なことはたくさんありました。「社員さんの考えるインスタ映えと、私たちの考えるインスタ映えが違う……」とか、「材質がイメージしていたものと違うなぁ……」とか、座学で2年間プロデュースを学んでも、実際に企画するのは全然違うんだなぁとひしひしと感じていました。



そして、いよいよ本社プレゼン!! 私たちが4月から一生懸命考えた企画を企画書にまとめ、7月に全員でいざ本社へ!!

目の前には何十人もの社員さんがいらっしゃって、今までに経験したことのない緊張感を味わいながらも、なんとかプレゼンを務めあげました。

社員さんは、私たちが考えた企画を全面的に支えて下さり、「がんばりましょう」と応援してくれました。肩の荷が下りたような感覚になったことを覚えています。「さすが実学の近大やな~」と言ってもらえたのは、素直に嬉しかったです。


プレスリリース! 1万人集めなきゃ!


8月の末、いよいよ「赤箱AWA-YA」の詳細がプレスリリースされました。ファッションWEBマガジン「Fashion Press」でも紹介され、その記事のTwitterシェア数が6000を超えるなど、いいねやRTの数でも好評な集客も期待できそうな雲行き。



9月13日、イベント一般公開2日前。イベント開催場所である、京都の烏丸御池、しまだいギャラリーに赴き搬入を行いました。業者の方がボールプールを私たちのイメージ通りに作りあげて下さり、完成したボールプールを見たときは本当に感激しました!



まるで泡風呂に入っているかのようなこんな写真が撮れるんですよ! 私たちも西野教授と、一般の皆様より先行して写真を一枚!

来場者1万人という目標があるので、ゼミ生も自らのSNS等を駆使してイベントの集客に努めました。



イベントの開催が京都だったので、京都在住の私は、高校までの友達などにもたくさん呼びかけてみたりと、自分なりに出来る手を尽くしました。

その成果も報われ、このイベントを様々なWebメディアや全国紙新聞で取り上げてもらうことができました! その数なんと、220件以上...! さらには「おはよう朝日土曜日です」や「サンデーステーション」を始め、朝のニュース番組でも数分間に渡って紹介されたのです...!!


遂にイベント敢行! なんと1時間待ちの長蛇の列!!


そして、9月15日「赤箱AWA-YA」がオープン。
私たちがつくったボールプールのほか、泡パック体験、2万個の赤箱のお部屋、限定グッズ販売など様々なブースが用意されていました。



いざイベントが始まると、なんと1時間待ちの長蛇の列……!!



イベントは10日間あるので、9月15日から24日まで毎日近大生が2人ずつ店番をしていたのですが、平日も休日も列は途切れませんでした。

子供の相手をしたり、8時間立ちっぱなしで写真を撮り続けたりして、足も手もふらふら。でも「近大おもしろいことやってんな~がんばって!」と応援の声を聴くだけで頑張れました。



来られたお客様に、どのようにしてイベントを知られたか聞くと、テレビ、ラジオ、ツイッター、インスタ、他にも「長蛇の列やったから気になって」という野次馬的意見もありました。その中では、テレビのニュースで見たと答えられる方が多く、やはり視覚メディアの影響力の大きさを実感しました。

実際にイベントに参加してくださった方々からはインスタやTwitterなどのSNSで嬉しい感想をいただきました。






イベントを無事終えて




9月24日、無事「赤箱AWA-YA」終了。結果として、来場者数は目標を超える1万2千人超え! 本当に嬉しかったです。もちろん、私たちの企画以外にたくさんのブースがあってこその結果ではありますが、4月からみんなで協力して考えて頑張ったことが報われた気がしましたし、達成感と疲労感が同時にどっときました。これは実際にプロデュースしてみないと分からなかったことだと思います。

西野教授いわく、牛乳石鹼共進社の社員の方々、業者の方々からも「近大の学生はよく働いてくれた」とお褒めの言葉をいただいたそうです。嬉しい限りですね。



今まで2年間、座学で地方創生のイベントの話や、実際に行われたプロデュースの話を聞いて学んできましたが、今回私たちが企業のイベントでを実際に展示ブースをプロデュースしてみて、様々な観点から物事を見なければならないことを知りました。疲労感、しかしそれを上回る達成感を味わいました。

この先どんな仕事に就くかはまだ分からないけれど、学生のうちに来場者数1万人を超えるイベントの企画に携わったという事実は、この先も私にとって貴重な経験になると思っています。

最後になりますが、イベントに足を運んでくださった方々、本当にありがとうございました。西野ゼミ一同感謝しています。「牛乳石鹸よい石鹸」というCMの言葉の通り、本当によい石鹸なのでみなさん是非使ってみてくださいね!

(終わり)

▼関連サイト
牛乳石鹸共進社株式会社公式サイト
カウブランド赤箱90周年キャンペーンサイト
赤箱女子特設サイト

ライタープロフィール
脇 広奈(わき ひろな)
近畿大学 文芸学部 文化デザイン学科 3年
京都府出身。全く人見知りをせず、誰とでも楽しくおしゃべりできるフレンドリーな女子大生。美味しいご飯を食べに行くのが好きです!


▼脇 広奈さんの記事
あなたはどれくらい知ってる?妖精の住む国アイルランドの魅力

編集:人間編集部



最新の記事