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2019.04.15

涼しい!?牛肉も食べられる!?”インドのシリコンバレー”バンガロールで、最先端のリアルなインドを感じてきた

Kindai Picks編集部

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インドなのに暑くない!?牛肉が食べられる!?日系企業も多数進出し、世界中から注目を集めるIT都市バンガロール。近大キャリアセンター主催「KIPインド2019春」に参加し、バンガロールの企業でインターンシップを体験した国際学部生が、最先端のインドをご紹介します。



皆さん、こんにちは! 国際学部国際学科グローバル専攻3年の北村 梢です。私は、この春休みを通して近大キャリアセンターが主催する「KIPインド2019春」に参加してきました!


KIP(Kindai International Program)って?


Kindai International Program(以下、KIP)とは、近畿大学のキャリアセンターが主催する海外インターンシッププログラムです。現地で研修を提供してくださるのは、大手企業や大学生向けに研修プログラムを行うスパイスアップ・ジャパンです。

2019年春には、総勢約30人の近畿大学の学生が春休みを利用して、インド、アメリカ、中国に赴き、実際に現地の企業で研修を受けてきました。

その3つの国で一番滞在期間が長いのが、インドでのプログラム。日数にして約21日。最初の1週間は、スパイスアップ・ジャパンが運営する語学学校Spiceup Academy(スパイスアップ・アカデミー)で行う「ミッション型インターンシップ」、後の2週間は実際にインドの企業に入って「実践型インターンシップ」を受ける3週間のプログラムです。

KIP最大の特徴といえるのが「ミッション型インターンシップ」。大小様々なミッションを朝に与えられ、その解決に向けた提案、行動をし、その日のうちに成果発表を行うプログラムで、想像力や創造性、迅速な行動、協力しあう姿勢が必要とされます。

最初の1週間でしっかり鍛えてくれるため、経験がない人でも、2週目からのインド企業での実践型インターンシップに、安心して参加することができます。

また、インターン先で合わないと感じたら、インターン先を変更することもできます。


「インドのシリコンバレー」バンガロールって?




KIPインドで滞在するのは、デリー、ムンバイに次ぐインド第三の都市、バンガロール。

マイクロソフト、グーグル、アマゾンなど世界の大手IT企業が大規模な海外開発拠点を構えており、「インドのシリコンバレー」と言われるほど、インドIT業界の激変と急成長を支える都市です。



トヨタを始め、230近くの日系企業もバンガロールに進出しており、日本企業にとっても注目の都市なんです!

「インド=とにかく暑い」というイメージが強いですが、バンガロールは標高920mの高原にあるので、年間を通して穏やかな気候。暑い季節でも最高気温は32℃前後。最高気温40℃を超える北インドの代表都市デリーと比べると10℃近く差があり、インド生活初心者にとってはうってつけの場所なんです!

日系企業の駐在員としてバンガロール在住3年目の方のお家にお邪魔したことがありました。

その方はバンガロールでも有名なコンドミニアム(高級マンション)に奥さんと一緒に住んでおり、奥さんは「物価は日本より圧倒的に安いから、いいものを安く買うことができるし、コンドミニアムにも暮らせて快適。日本より裕福に暮らすことができている。」と、おっしゃっていました。

そして、バンガロールは詐欺や盗難などの犯罪も少なく、インドの中では治安も良いそうです。


ここ本当にインド?! 最先端のインドを感じる


皆さんはインドに対してどんなイメージを持っていますか?

人それぞれではあると思いますが、私がイメージしていたインドは、「汚い」「治安が悪い」「とにかく暑い」「毎日カレー」など、あまりポジティブなものではありませんでした。

道はでこぼこで、建物もトイレも汚くて……と心配もしていました。


休日を利用して行ったフェニックス・マーケットシティ。中心部からは少し離れています。

しかし、バンガロールに来てみると、道路がしっかり舗装され、建物も現代的で綺麗!


ここは「インドの成城石井」と呼ばれるスーパー。内装も綺麗で、棚には日本でも売られている商品も並べられていました。

バンガロールは他の都市より発展しているため、高層ビルやショッピングモール、有名ブランドやファストフード店まであり、私がイメージしていた「インド」とは全く異なる、「最先端のインド」が見ることができ、その身をもってインドの著しい発展を感じることができました!

そして、インドといえば必ず(?)出てくるのがトイレ問題。
「インド トイレ」と、検索すると出てくるのが「汚い」「紙がない」「使い方が難しい」や、インドの従来の左手を使って洗う方法であったり、とても気持ちよく使えなさそうなワードばかり。

たかがトイレ、されどトイレ。生活に深く関わってくるので見逃せない問題です。

ですが、見てくださいこの写真!


私が実際にレストランで使用したトイレ。インドのトイレがこんなに綺麗だとは思わず、びっくりして思わず写真を撮ってしまうほど(笑)

結構綺麗ですよね?
インドには、水洗トイレがまだ普及されていないところもありますが、バンガロールでは、レストランやホテル、ショッピングモールなどのトイレはほとんど水洗トイレです。トイレットペーパーも備え付けられており、とても気持ちよく使うことができました。


牛肉が食べられる街バンガロール




これは、私たちがある日の晩ご飯を食べに行った韓国料理レストランのメニューです。これを見てなにか「ん? インドなのに?」と思いませんか?

そうです! このメニューにはBeef=牛肉の文字があるのです!

「あれ? インドって牛肉を食べてはいけないのでは?」

はい、その通りです。

インドは国民の約8割がヒンドゥー教徒であり、牛を神聖な動物として崇めているので、牛肉を食べることは禁忌とされています。

しかし、バンガロールには世界各国のIT企業が進出し、欧米人などが多く働いているので、牛肉を扱うお店やレストランが多数存在しています。



これは、私たちがバンガロールのベトナム料理屋でオーダーした麺料理です。写真で見てわかるように結構な量の牛肉が使用されており、ボリューム満点。みんなで美味しくいただきました。


私たちが行ったベトナム料理店。内装も綺麗でした。

このように、インドに滞在していても牛肉が食べられるのが、バンガロールなのです。



また、バンガロールはご飯の種類が豊富です。ハンバーガーやピザなどの西洋料理から、チベット料理やベトナム料理など様々なお店があり、日本にいた頃より色々な国の料理を食べていました。

皆さん! 毎日カレーだけではありませんよ!!


これぞインド! なところも




東南アジア諸国と同じように、インドでも道路にバイクや車が溢れかえっている光景は想像しやすいと思います。バンガロールでも、その光景は見受けられました。


この近くには牧場も農場もありません。彼らが生活しているのは紛れもなくコンクリートの上です。

そしてやはりいました。牛です。
さすが国民の約8割がヒンドゥー教徒の国。

朝の通勤ラッシュ時には、仕事や学校に向かう自動車やオートリクシャーが猛スピードで走る横で、牛が我が物顔で街を闊歩しています。

※オートリクシャー:東南アジアから南アジアにかけて普及している三輪タクシー。タイやラオスでは「トゥクトゥク」とも呼ばれる。

道のど真ん中に居座る牛を、インドのドライバーは目もくれずに避けて走って行くという、なんともユニークな光景。

これだけ著しい発展をしたバンガロールですが、まだこのような「インドならでは」とも言える光景を垣間見ることができました。


無数の働き方が存在する!


私は、このプログラムを通して沢山のバンガロール在中の日本人の方と出会いました。

ミッション型インターンシップを行うSpiceup Academyでは、私たち近大生以外にも、社会人スキルアップのために企業研修で来ている人や、大学を休学して来ている人など、様々な目的を持った人たちが研修を受けに来ていました。


バンガロール空港。インド人だけではなく、世界各国から沢山の人が訪れていました。

また、インド企業での実践型インターンシップ中に日系企業訪問をし、そこでお会いした日本人の社長さんと、就職活動や将来についてお話する機会がありました。

そこで私は「やりたいことがみつかりません。どうすれば見つけられますか?」と、質問しました。

恐らくこれは、私だけではなく日本にいる多くの学生が疑問に思っていたことだと思います。

すると、彼女は「日本社会が決めた”就活”という枠に縛られずに、自分のやりたいことを見つけられるかが大切。枠を飛び出せば、いろんな働き方を見つけることができるわよ。」と、答えてくれました。


インターン先の社員の皆さん。私たちはソフトウェア会社で研修を受けました。

やりたいことが見つからない。でも、働くなら自分のやりたい仕事をしたい。その矛盾に悩まされている学生は多いのではないでしょうか。

終身雇用であったり、日本社会で理想とされる“働き方”が必ずしも、自分の幸せに当てはまるとは限りません。一歩世界に足を踏み出せば無数の働き方が存在します。

自分の能力をより活かすために、大企業に終身雇用として就職し、定年までその会社で働くだけではなく、転勤も自分のキャリアの選択肢に入っていたり、ベンチャー企業や中小企業に就職するという選択もあります。

いかに視野を広げ、創造的に考えることができるか。

この考え方が、自分のやりたいこと、自分らしい働き方を見つけることに繋がると、KIPに参加して学ぶことができました。

やはり、明確に「やりたいこと」を持っている人には、安定した身分を捨てて、身一つで異国の地に飛び込んだり、一年休学して長期海外インターンシップに参加したり、目標に向かって行動に移すことができる強さがあります。

そして「枠を超えること」「視野を広げること」が、私たちの原動力になり、本当にやりたいことや、幸せを感じられることを見つける、大きなきっかけになると思います。


最後に


経済発展が著しいインド。その発展を最も象徴しているともいえるバンガロール。そして、いまだに残る「これこそインド」という光景。これらのギャップは、今だからこそ肌で感じ、実際に目で見ることができるのです。

約3週間の研修プログラムで、ファシリテーターの講師から、ビジネスに求められる視点・スキルを鋭く指摘され、私たちの就活について様々なアドバイスをしていただけるので、今後の就活で活かせること間違いなしです!

なのでぜひ皆さんにも、その新興国ならではのエネルギーが溢れるこの都市で、「海外で働く」とはどういうことなのかを感じ、そしてなにより、「自分が働く意味」を見つけてきてほしいと思います。

今年の夏休みにもKIPインドは開催されますので、皆さん、ぜひ応募してみてはいかがでしょうか?

【KIPインド2019夏】
研修期間:2019年8月9日(金)~2019年8月31日(土)
研修都市:バンガロール(インド)
募集人数:10名
申込締切:2019年5月31日(金)


説明会も開催されます!

【KIPガイダンス日程】
日時:2019年4月17日(水)~19日(金)12:25~13:05
場所:[17日]B-101教室 /[18.19日]20-1教室
内容:プログラム内容や申込方法、選考についての説明、昨年度の参加者による体験談
対象:全学年
持ち物:学生証
渡航先:インド(バンガロール)、台湾(台北)、ベトナム(ホーチミン)
※昼食持ち込み可・申込不要


皆さん、説明会でお待ちしております!


(終わり)

ライタープロフィール
北村 梢(きたむら こずえ)
近畿大学 国際学部 グローバル専攻3年
私立延暦寺学園 比叡山高等学校卒業
高校2年時、ニューヨークへ短期ダンス留学後、異文化と英語に興味を持つ。国際学部の留学ではニュージャージーへ行き、週末はブロードウェイでレッスンを受けるほど、大の舞台好き。今は東南アジアに興味あり。


編集:人間編集部


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