2024.03.06
推し活に年間100万円!多様化する令和のアイドルとは…?K-POP、VTuber、歌い手…大学生の「推し」事情
- Kindai Picks編集部
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いまや一般的な言葉になった「推し」。SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)やK-POPなどのアイドルはもちろん、2次元キャラクター、スポーツ選手、芸人など推し活の対象は幅広いです。世間のリアルな推し事情を調査するために、近畿大学の学生にアンケートとインタビューを実施。推し活に関することや、王道アイドルからVTuberまで多様化するアイドル像の変化について調査しました。
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こんにちは! 近畿大学広報室でインターンをしている、総合社会学部 総合社会学科 社会・マスメディア系専攻3年の横田真由子です。
突然ですが、みなさんには「推し」がいますか?
推しとはアイドルや芸能人、キャラクターや作品など、愛情を注ぐ対象のこと。「〇〇のファン」や「〇〇オタク」という表現の仕方もありますが、最近は「推し」という言い方が以前よりも認知され、使う人が多くなったのではないでしょうか。
そんな私は嵐の櫻井翔くん推しです!
成人式の日に「撮らないと一生後悔する!」と親に頼んで撮影してもらった記念写真
さらに2次元や2.5次元にも推しがいて、いま一番推しているのはゲームアプリ『アイドリッシュセブン』の六弥ナギ。彼の誕生日にはグッズを飾った「祭壇」を作ってお祝いしたり、お出かけ先で「ぬい撮り」をしたり、日々推し活にいそしんでいます。
『アイドリッシュセブン』はキャラクターを演じる声優さんのライブも行ったり。持っているうちわは、棗巳波と狗丸トウマ
ゲームをするだけでなく、ライブに行ったりグッズを集めたりするので時間もお金も使いますが、推しのおかげで楽しい毎日です!
私と同じように、みなさんにも推しがいて推し活をしているのでしょうか?
近大生の推し活事情は?
というわけで、近大生102人(男性49人/女性49人/その他4人)にアンケート調査を実施しました!推しがいると答えた人は男性が87.8%、女性は91.8%、その他は100%。回答者のほとんどに推しがいることがわかりました。
さらに推しのジャンルについて聞いてみると、このような結果に。
男女ともに、やっぱりアイドルが多いですね!
注目ポイントは、女性の回答ではそれほどあがらなかった「VTuber」が男性からは3番目に支持されているところです。VTuberというジャンルは私にとって未知の領域なので興味津々です。
もうちょっと踏み込んで「推しは誰ですか?」という質問に関しては、被る回答がほとんどない……という結果に! 複数回答があったのは、男性だと乃木坂46の山下美月さん、女性はSnow Manの目黒蓮さんと佐久間大介さん。それ以外は回答数1人で多種多様な回答となりました。
所属グループでまとめるとこんな感じです。
女性の回答 | 男性の回答 | |
---|---|---|
アイドル | ・Snow Man:目黒蓮、佐久間大介 ・LE SSERAFIM:ウンチェ、サクラ ・EXO:セフン、ディオ ・SEVENTEEN:JUN、JEONGHAN |
・乃木坂46:山下美月、与田祐希 ・櫻坂46:山崎天、森田ひかる ・LE SSERAFIM:ウンチェ ・日向坂46:松田好花、濱岸ひより |
YouTuber | ・TOP4 ・○○の主役は我々だ! |
・Pastel♡Honey ・ひいらぎ |
VTuber | ・渋谷ハル ・甲賀流忍者!ぽんぽこ |
・にじさんじ:葛葉、海妹四葉、叶 ・ホロライブ |
その他 | ・白濱亜嵐 | ・アイ(推しの子) |
SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)所属タレントとK-POP系がきれいに分かれた感じです。
※坂道シリーズ:秋元康がプロデュースする乃木坂46、櫻坂46、日向坂46、吉本坂46ら一連のアイドルグループおよび各プロジェクトの総称
そして男性からの回答で、アイドル以外で名前が多くあがったのは、バーチャルライバーグループ「にじさんじ」。VTuberに詳しくない私でも存じております! 調べてみるとメンバーが140人以上いるということにびっくり。
女性からあがっているお名前も調べてみると、「TOP4」はゲーム実況者のコラボグループ、「◯◯の主役は我々だ!」はゲーム実況と解説動画などを配信されている方々でした。
自分の推しジャンル外には、こんな世界が広がっていたんですね! 楽しい!
推し活にどれくらいお金を使っていますか?
この質問は回答がばらつきました。
推しがアイドルだと、ライブ参加やグッズ購入でお金をかけようと思ったらいくらでもかけられますもんね。ちなみに、私は月のバイト代が4〜8万円くらいなんですが、稼いだ額の大半を推し活に使っています。
しかし、SNSでの応援やライブ配信の視聴など、ライトに応援することも可能です。また、推しがメジャーだと、お金や時間をかけなくてもテレビで毎日のように見られることも。
また、「SNSでの情報発信」という推し活にも注目です。自分が応援するだけでなく、周りに広めることも大事な推し活のひとつという認識が広まっています。
アンケートの結果を見て、VTuberなど詳しくなかったジャンルのことも気になったし、自分と同じようにアイドルやキャラクター推しの人の「推し活」の詳細にも一層興味が湧きました。
近大生に「推し」について聞いてみた
よりリアルな声を聞くべく、近大生に「推し」についてインタビューしてみましょう!
アイドルをしている推しが好き! 求めるのはほどよい距離感と人間性
最初にお話を聞いたのは、こちらの3人。文芸学部 文学科 1年のMさん、Nさん、Kさん
横田真由子:みなさん「推し」っていますか?
Nさん:嵐の櫻井翔くんです。
Kさん:Lil かんさいの西村拓哉くんです。
Mさん:私はアイドルではないんですけど、「ずっと真夜中でいいのに。」というバンドを推しています。
横田真由子:わ〜! みなさん推しがいるんですね! そして私も櫻井翔くん推しです! みなさんが推しを好きになったきっかけはなんですか?
Mさん:もともとバンド好きではあったんですけど、ずとまよ(「ずっと真夜中でいいのに。」の通称)はデビュー曲がYouTube Musicの広告で使われていてビビッときた感じですね。声や歌詞を好きになって、いろいろ調べて聞いていくうちに大好きになりました。
Nさん:4歳くらいかな、翔くん推しのいとこから、物心もついていないのに「かっこいいねんで!」って刷り込まれました(笑)
横田真由子:めっちゃ英才教育じゃないですか!
Kさん:私はもともと別の推しがいたんですけど、スキャンダルで謹慎になっちゃって……。結構ショックな内容だったので離れちゃって、いろいろ見ていたときに西村くんに一目惚れしました。
横田真由子:うう、アイドルを推していたらそういうこともありますよね……。ちなみにNさんは、嵐が活動休止を発表したときはどうでしたか?
Nさん:速報を知ったときのことはすごく覚えています。出かけて家に帰ってきたときに速報が流れて、手に持っていたものを落として泣き崩れました。でも嵐はそこから2年くらい猶予があって、いろいろやってくれたので「応援し続けないとあかん!」と思って。
横田真由子:ですよね、ですよね!! 共感しかないです。ところで、みなさんは「推し活」にどれくらいお金を使っていますか?
Mさん:結構ヤバいです(笑)。ずとまよは全国でライブがあって、2023年は大阪のほかに東京に2回、山梨、福井、愛知、福岡と遠征して合計7回行きました。あとフェスも1回行っていて……チケット代はそれぞれの公演でだいたい8,000円くらいで、それプラス交通費に宿泊代。ほかのバンドに比べてアパレルグッズが多いこともあって、グッズ代だけで1年間で10万円くらい使ったかも。そのために頑張ろう! という気持ちでバイトしています。
パソコンには、ずとまよステッカーがたくさん!
Nさん:嵐は活動休止しているのでライブ自体の出費はないんですけど、いまはメンバーそれぞれが個展などをやっているのでグッズの出費が増えていますね。1回ごとに1〜2万円くらい使っています。
横田真由子:個展って入場料は高くないけど、結局グッズでお金を使っちゃうんですよね〜。どんなものを買いましたか?
Nさん:グッズを普段から使いたい派なので、大学で使えるトートバッグとか。個展で買ったものではないですが、今日持っているグッズだと定期入れですね。でもクリアファイルは使うとボロボロになるから袋に入れたまま保管しています。
嵐の20周年記念ツアーのグッズ! かわいい!
横田真由子:クリアファイルは観賞用に保管! わかります! 最近はクリアファイルを保管するためのファイルや、飾る用のフレームが売っていますよね。私も愛用しています。
Kさん:Lil かんさいを観に、年2回くらいライブに行きました。あと、グッズはオンラインストアで買えるから無限に買っちゃう。
横田真由子:わかる〜! みなさん推しへの愛は大きいですが、「推しと恋人になりたい」って思いますか?
Nさん:翔くんは恋愛対象ではないですね。そもそも年齢が上だし、結婚していますし……。翔くんが言葉をめっちゃ大事にしているところとか、人間としていい人だな〜好きだな〜って思っている感じです。
Mさん:私も同じですね。ずとまよのメンバーは人として素敵だし尊敬しています。その感性に触れて、刺激をもらっています。
Kさん:付き合いたい「好き」じゃなくて、アイドルをしている西村くんが好きなので恋人になりたいとは思わないです。
横田真由子:もし西村くんに告白されたら?
Kさん:断ります。
横田真由子:なるほど……! 「キラキラしている状態の彼だけを知っていたい」って気持ち、わかります!
Kさん:私が推しに求めているのはファンとの距離感で、近すぎてもちょっと……と思うので、いい距離感を保ってほしいんですよね。
横田真由子:わかる! 遠すぎても悲しいけど、近すぎても違う! 同じSMILE-UP.所属タレント好きとして共感ばかりでした。ありがとうございました!
結婚発表も問題なしのK-POPアイドル推し、アンケートでも「推しと恋人になりたい」は少数派
お次はK-POPアイドル好きのお2人。2023年12月に活動停止してしまった「We1ne」という韓国のインディーズ男性アイドルを推しているMaoさんと、韓国のガールズグループ「ITZY」のリュジン推しというjjqさんです。
文芸学部 文学科 2年のMaoさん(左)、jjqさん(右)
横田真由子:お2人は推しと近しい関係になりたいと思いますか?
jjqさん:なりたいです! 推しと恋人とかも全然あり。キラキラした状態だけを見ていたいって人もいるけど、私は普通の状態の推しも見たいです。
横田真由子:さっき聞いた嵐やLil かんさいファンの人たちとは別意見! K-POPアイドルとSMILE-UP.系の違いってありますか? 個人的には、ダンスだとSMILE-UP.は個性を活かしつつグループとしてまとまっている一方でK-POPアイドルは完璧に揃ったダンスが特徴だったり、あとはVlogでメンバーのパーソナルな部分を知ることができるのが強みだと思うのですが……。
jjqさん:確かにそうですね。私はSMILE-UP.所属のアイドルも好きだし、周りはK-POPの男性アイドルが好きな友達も多いですよ。
横田真由子:あと、ファンとの交流の仕方もそれぞれ違う印象があります。K-POPアイドルはサイン会など1対1で推しとの時間を過ごせる機会が多いですよね。普段の推し活の中で、K-POPアイドルのほうが直接関わる距離が近い気がします。Vlogでパーソナルな部分を知れる、そして交流の距離が近い、これが先ほどのSMILE-UP.推しの方々とは違って、「近しい関係」になりたいと思う理由なのかも? あっ、長々と語ってしまってすみません……! ありがとうございました!
TWICEのツウィを推しているという男性にもお話を聞きました。
お話を聞かせてもらったのは経営学部 経営学科 3年の柳瀬裕司さん。スマホカバーに推しあり。
横田真由子:いつから推しているんですか?
柳瀬さん:『SIXTEEN』(TWICEのメンバーが選出されたオーディション番組)からです。
横田真由子:日本デビューする前だから8年くらい推してるんですね……! ライブやグッズにはお金を使っていますか?
柳瀬さん:波がありますね。ファンクラブにも入っていて、ライブがあったら4〜5万円くらい使います。
横田真由子:ずばり、推しと恋人になりたいと思いますか?
柳瀬さん:ないです。解散せずにずっと活動してくれたらいいな、って思います。
横田真由子:もし目の前に現れて告白されたら……?
柳瀬さん:OKします。
横田真由子:判断早いですね(笑)。ちなみにスキャンダルとかが出たら……?
柳瀬さん:別に気にしない。結婚発表も大丈夫です。
横田真由子:強い! 男性から女性アイドルに対しては、もっと恋愛感情的な見方が強いのかと思っていました。
ちなみにアンケートで「推しと恋人になりたい?」という質問に対しての回答はこのような結果でした。
男女ともに約70%が「いいえ」! しかし、女性の「はい・いいえ」が混じった回答から、揺れる乙女心が垣間見えるような気がします。
私も推しと恋人になりたいかと聞かれたら「いいえ」派。現実を見るよりも、ずっと夢を見させてほしい! という気持ちが大きいのです。
ここからは、アイドル以外の推しがいる人にインタビューしてみました。
推し活に100万円! だけど推しに個人として認知されたくない!
歌い手※の「めいちゃん」を推しているUさん、漫画『ハイキュー!!』の月島蛍を推しているKさん、『キングダム』の呉鳳明を推しているHさんにお話を聞きました。※歌い手:ニコニコ動画やYouTubeなどの動画共有サイト出身のボーカリスト
文芸学部 文学科 1年のUさん、Kさん、Hさん
横田真由子:Uさんの推しは歌い手さんなんですね! どんなきっかけで好きになったんですか?
Uさん:小学生のときからニコニコ動画を見ていたので「歌い手」というジャンルは知っていました。好きになったのは、コロナ禍の無観客ライブ配信がきっかけです。いとこに誘われて見てみたら、なんか見たことあるかも……って気になって。調べていくうちにドーンッてハマりました。「あのときのあの人がこんなに成長してる!」という気持ちになったのが大きいです。
横田真由子:調べちゃうともう“終わり”の始まりですよねぇ。推し活に結構お金は使っていますか?
Uさん:1年で100万円近く使っているかもしれないです。毎月のようにライブに行っているので移動費や宿泊費、それからグッズ代。基本的に身の回りのものはグッズで全部まかなっています。
横田真由子:ひゃくまんえん……! ほんとだ! よく見たらめちゃくちゃグッズに囲まれていますね。
「いましかない」と思って全力でグッズを買っているそう。推しは推せるときに推せ。
Kさん:よく「夜行バスで帰ってきた!」って言って、そのまま授業に出席してるよね。
横田真由子:ちゃんと授業に行っていてえらい!
お2人は二次元キャラクター推しですよね。推しに求めるものはなんですか?
Hさん:人がよく死ぬ世界線にいるので、死なないでほしい。
(『キングダム』は古代中国の春秋戦国時代が舞台)
横田真由子:二次元ジャンルならではの願いすぎる。
『キングダム』のクリアファイル。保存用ではなく実際に使っているタイプ。
Kさん:推しというかジャンルへの希望なんですけど、新作映画のグッズ作画を原作に近づけてほしい!
横田真由子:あ、『ハイキュー!!』の映画始まりましたね! グッズ発売やコラボが発表されて忙しい感じですか?
Kさん:はい。上映前に映画の前売り券はすでに18枚買いました。コンビニやファミレスのコラボがあったので、アニメイトカフェもあるので食費は全部そっちに回しました。雑誌や新聞の掲載もあるので、回収しないといけないし。
横田真由子:すごい……! 結構強めの推し活をされていますが、みなさんは推しと恋人になりたいと思いますか?
Kさん:推しはリアコ※ではないですね。恋愛で好きになるタイプと推しのタイプは全然違います。
※リアコ:「リアルに恋している」の略。推しに対して「付き合いたい」「結婚したい」などリアルな恋愛感情を抱いていること
Hさん:私は壁になりたい派です。推しの生活を見守りたいって気持ちですね。
推しと関わりたいのではなく、ただただ近くで見守りたいという気持ちを表すオタク用語「壁になりたい」
Uさん:私はそもそも個人として認知もされたくなくて、大勢のオタクのうちの1人でいたい。1対1は無理……!
横田真由子:じゃあSNSのコメントとかもあまり書き込まないですか?
Uさん:コメントの「数」としては協力したいと思うので書き込みます。でも目立つようなことは書かずに当たり障りのないことを書く。「今日の服いいですね」みたいな。CDお渡し会も参加しますが、なるべく目立たないように……。
横田真由子:うわぁ、複雑! 推す心は人それぞれですね……! みなさんありがとうございました。
推しのビジュアルが好き! 切り抜き動画やメンバーシップなどVTuber推し活の世界
最後にお話を聞いたのはVTuberを推している男性2人。経営学部 会計学科 1年のMさんと𠮷川眞央さん。
横田真由子:お2人の推しと、出会ったきっかけを教えてください。
Mさん:イラストレーターでVTuberとしても活動している「しぐれうい」です。もともと見ていた違うVTuberとコラボしていて、そこから入りました。
𠮷川さん:「大空スバル」です。自分もたまたまライブを見て、“いかれた”って感じですね。
横田真由子:VTuberの「推し活」ってどんな感じですか?
𠮷川さん:グッズは買いますね。公式が出してるアクリルスタンドや誕生日記念のピンバッジとか。使うのはもったいないので家に飾ってます。あとは週1回くらいの配信を見たり、時間がないときはファンが作った切り抜き動画を見ています。
お2人の持ち物ではないですが、Vtuberの卯月コウ(にじさんじ)のグッズ。私の周りにもVtuber推しがいます。
横田真由子:なるほど! VTuberって切り抜き動画から人気になったりするんですよね。ファンクラブみたいものってあるんですか?
𠮷川さん:メンバーシップという有料会員制度があって、月額300円から1,000円くらいで限定動画が見れたり、カスタム絵文字が使えたりする特典があるんですけど、それは入っていないです。
Mさん:僕は動画を見るくらいですかね。グッズは気になるけど1回買ったら歯止めがきかなくなりそうだから買ってません。
横田真由子:うう、私は歯止めがきかなくなっています……。VTuberはビジュアルはバーチャルキャラで中の人がいて……という感じですが、推しと恋人になりたいと思いますか?
Mさん:全然アリ。
横田真由子:ちょっと意外! それはバーチャルキャラのまま……? それとも……?
Mさん:見た目から入ってる部分が大きいですから。そのままの意味です。
横田真由子:おぉ〜! ビジュアルが超タイプの推しを見つけられるっていうのもVTuberならではかも。
𠮷川さん:僕はそんな存在じゃないなぁ。アイドル活動を見ているのが面白いし、ライクであってラブではない。彼女が幸せならそれでOKです。
横田真由子:それも愛ですよね〜! 見守り型ですね。VTuberの世界について少し触れられてよかったです。ありがとうございました!
広がる推しジャンル、推し活や「好き」の気持ちも多様化
ジャンルは違えど、多くの人に推しがいることがわかりました。アンケートでわかった通り、一般的にSMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)やK-POPアイドルの人気はやっぱり強いものです。しかし、歌い手やVTuberなどアイドル以外のジャンルを応援している人もたくさんいて、多様化した「推し」の広がりを生の声で感じることができました。
そして推し活の内容も人それぞれ。お金と時間をたくさん使っている人もいれば、自分のタイミングで動画視聴や音楽を聞くなどライトに楽しんでいる人もいます。どの人もみんな心の癒しや、日々の活動の原動力として推しを応援していました。
アンケートとインタビューにご協力いただいたみなさん、大切な推しのお話を聞かせてくださって、ありがとうございました! 私も楽しく推し活に励みたいと思います!
この記事を書いた人
横田真由子(よこた まゆこ)
近畿大学 総合社会学部 総合社会学科 社会・マスメディア系専攻 3年生。近畿大学 広報室でインターンシップ中。
好奇心旺盛で推しがたくさんいる。最近は刀剣を見に行くことにはまっており、そのための旅行を計画中。行きたい舞台のチケットが当たらないことに悩んでいる。
取材・構成:狸山みほたん
企画・編集:人間編集部
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