2023.03.13
サウナで「ととのう」って結局なに!?救急・心臓・皮膚・メンタルなど近大医学部の先生たちに聞いてみた
- Kindai Picks編集部
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世は空前のサウナブーム。わざわざ熱い部屋でじっと耐え抜き、冷たい水風呂に入り、椅子でボーッとする。そんな行為にハマってしまう人が続出しています。サウナのなにがいいの? 身体に悪いって言う人もいるけど本当? 身体にどんな影響があるの? そんな疑問を、サウナに取り憑かれた近大生が、救急医学から心臓・皮膚・メンタルなど各分野の専門家4名に本気で聞きまくりました。
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サウナ大国、フィンランドの首都ヘルシンキにて。
こんにちは! 近畿大学 経営学部 経営学科3年の「サウナに取り憑かれた近大生」こと谷 勇紀(たに ゆうき)です。
いきなりですが、最近「サウナー」「ととのう」「サ活」などの言葉をよく聞くようになりましたよね。航空会社「JAL」がサウナを目的に旅をする「サ旅」プランを発表したり、メガネブランド「JINS」が「JINS SAUNA」というサウナ専用メガネを発売したり、2022年にカタールで開催されたFIFAワールドカップで活躍をみせた前田大然選手が「カタール滞在中は毎日サウナに行っていた」と答えていたり……。日本では今「第3次サウナブーム※」が起こっています。
※第1次サウナブームは1964年、東京オリンピックでフィンランド選手団がサウナを持ち込み、注目を集めたことがきっかけだといわれている。1990年代に巻き起こった第2次サウナブームでは、健康センターやスーパー銭湯などが一気に普及した。
サウナ好きの私は「Saunager(サウネイジャー)」という名前のサウナイベントを行ったり、サウナ施設でお客さんに熱風を届ける「熱波師」という仕事をしたり、サウナ発祥の地として知られるフィンランドにサウナ留学に行ったりしています。
サウネイジャーの活動は、
「日本一高い場所でととのう」をテーマに、あべのハルカス58階でテントサウナを楽しむ「Highest Sauna」を企画したり……
近畿大学東大阪キャンパスにて、サウナ事業をブラッシュアップするために、学生と教職員に向けたテントサウナ事業の実証実験を実施したり……
また近畿大学発ベンチャー起業支援プログラム「KINCUBA※」の起業コミュニティ「起業ナビ※」のメンバーとして、堀江 貴文さんにテントサウナ事業のプレゼンテーションをして、アドバイスをいただいたり……
※KINCUBA:起業を目指す近畿大学の学生を対象に、起業に必要な知識や人脈を学んだり、ビジネスアイデアの構築の支援を行う起業支援プログラム。2022年10月に、近畿大学発ベンチャー企業を生み出す拠点として、学生が24時間利用可能なインキュベーション施設「KINCUBA Basecamp(キンキュバ ベースキャンプ)」を開設。
※起業ナビ:キャリアについて考えるセミナーや勉強会を学生が自主開催し、近畿大学が活動を支援している。
所属する観光ゼミの町おこしプロジェクトの一環として、徳島県をサウナで「ととのえる」地方創生企画を実施したりと、多岐にわたります。
そもそも、サウナってなんなん?
「サウナ」と一口にいっても、サウナ室に入ってただ汗を流して終わりというわけではありません。サウナ(8〜12分)→水風呂(30秒〜2分)→外気浴(5〜10分)
の3ステップを3セットほど行うのが、サウナ好きの人たちの一般的なルーティンです。
わざわざ熱い部屋でじっと耐え抜き、冷たい水風呂に入り、椅子でボーッとする。そんな行為にハマってしまう人が続出しています。かくいう私も「サウナは熱くてしんどいし、水風呂は冷たいし、なにがそんなにいいんだろう」と思ってサウナを敬遠していた時期がありました。
でも、あるとき、半信半疑ながらも見よう見まねでこれを繰り返してみたら……
めちゃくちゃ気持ちいい!!!
サウナに入ると、疲れた日も、嫌なことがあった日も、なにもなかった日でさえ、どこか「今日もいい一日やったなあ……」と思える多幸感を得られることに気がつきました。そう、これがいわゆる「ととのう」と呼ばれる現象だったんです(関西のサウナ玄人のおじさんはこれを「仕上がる」と呼ぶそうです)。
それからというもの、私は心と身体にいい効果をたくさん感じるサウナの魅力に取り憑かれ、週5でサウナに通う立派な「サウナー」になったのでした。
近大生におすすめなのは、東大阪市にある「なにわ健康ランド 湯~トピア」。2020年4月に男性サウナ、2021年5月に女性サウナがリニューアルされて、大阪屈指の人気サウナ施設になりました。
しかし、ある日の外気浴中に、私はふと思いました。「ととのう」って医学的にどういうことなんやろう?
そうだ、せっかく医学部もある「総合大学」である近畿大学の学生なんだから、詳しい人に聞いてみたらええやん!!!
そういうわけで今回は、今まで気になっていたサウナのあれこれを、熱されたサウナストーン※ぐらいアツい思い(火傷注意)とともに、近大医学部の4名の先生方にぶつけ、本気で聞きまくることにしました。
※サウナストーン:サウナに使用するストーブの上に乗せる石
死亡事故って多いの? 救命・救急領域の先生に聞くサウナの注意点
植嶋 利文(ウエジマ トシフミ)
近畿大学 医学部 医学科 救急医学教室 講師
専門:救急医学一般
頭部の外傷診療を中心に、幅広く救急領域の診療・研究に従事している。
教員情報詳細
谷:さっそくですが、先生の視点からみたサウナの効果について教えてください!
植嶋先生:サウナは若い方や健康な方にとっては、身体にいい影響をもたらすと考えられます。習慣化することで、慢性的な高血圧や心機能を改善するという報告が多いんです。
谷:やはりそうなのですね! 若い方や健康な方でも気をつけたほうがいいことはあるのでしょうか?
植嶋先生:サウナに入ると大量の汗が出るため、脱水を避けるために水分補給は欠かせませんね。同時に塩分も失われるため、スポーツ飲料を飲むのもおすすめですよ。
谷:サウナに入るときは普段より多めの水分補給を意識したいですね。
植嶋先生:また、皮膚表面の温度や深部体温が上がるため、長時間入りすぎるとのぼせてしまったり、意識がもうろうとする恐れがあります。
谷:つまり……サウナは我慢大会じゃない!
植嶋先生:その通りです。
谷:では、逆にサウナに入ることをおすすめできないのはどんな方でしょうか?
植嶋先生:50〜60代以降の方や、心不全や大動脈弁狭窄症などの基礎疾患を持っている方は気をつけて入るべきです。
谷:たしかに「心臓の悪い方はご利用をお控えください」といったサウナの注意書きをよく見かけます。心臓が悪いとどうしていけないのでしょうか? また、どういったことに気をつければいいのでしょうか?
植嶋先生:心臓は、サウナに入ると走ったあとと同じような状態になります。また、水風呂に入ると、皮膚表面の血管が縮むことにより血圧が上がります。これにより、心臓に負担がかかってしまうんです。
心臓が弱い方はサウナに入る時間を短めにしたり、水風呂でのクールダウンを行わず外気浴をして温度変化を緩やかにしたほうがいいですね。
谷:サウナによるヒートショック※が死亡事故につながることはあるのでしょうか?
※ヒートショック:急激な温度変化により血圧が大きく変動することで、失神や心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こし、身体へ悪影響を及ぼすこと。
植嶋先生:日本では、入浴中の死亡とサウナ中の死亡を明確に区別した死亡者数の研究はされていないのですが、実は、フィンランドの研究では、1年間で突然死によって亡くなった6,000人のうち、サウナ後24時間以内に死亡した方は102人(1.7%)と多くありません。この102人のなかでも、アルコールの飲みすぎが原因で亡くなった方がほとんどなんです。
谷:なるほど。日本では飲酒後のサウナは危険だとされていますが、私がフィンランドに行ったときは、サウナ室内や外気浴スペースに缶ビールなどのお酒を持ち込んで飲む人が多く見られ、カルチャーショックを受けました。
(左)ヘルシンキにあるKotiharnun Sauna にて。(右)首都からヴァンターにある自然公園内のWorld Saunaにて。
植嶋先生:飲酒後は、体内でアルコールを分解するために水分が必要になりますが、サウナに入るとさらに汗をかいて水分を失うことになるので、サウナ前、サウナ室内での飲酒はおすすめできません。
それ以外にも、酔っ払うと感覚が鈍るので、適正時間を超えてサウナに入ってしまったり、サウナ室内で寝てしまったり、転倒してしまったりするリスクなども考えられます。
谷:お酒はしっかり水分補給をしたうえでサウナ後に楽しむようにします!
植嶋先生:そうですね。自分の身体に合った入り方で安全にサウナを楽しみましょう!
谷:はい! ちなみに先生はサウナに行かれますか?
植嶋先生:行きたいと思っているのですが、忙しくてなかなかゆっくり行ける時間がないんです。
谷:忙しいときこそぜひサウナでリフレッシュしてみてください! ありがとうございました!
いきなりたくさんの情報が得られました。何事も適度に楽しむべきだということですね。まだまだ気になることがたくさんあるので、どんどん聞いていきましょう!
脳への危険信号? 心臓の専門家が語る「ととのう」のメカニズムと心臓への影響
中澤 学(ナカザワ ガク)
近畿大学 医学部 医学科 内科学教室(循環器内科部門) 主任教授
専門:冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞)、大動脈弁狭窄症
冠動脈疾患全般に伴う症状や、大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療(TAVI)、僧帽弁閉鎖不全症に対するクリップ術、心房中隔欠損症に対するカテーテル閉鎖術の診療・研究に従事している。
教員情報詳細
谷:先生の視点からみたサウナについて聞かせてください!
中澤先生:サウナって、実は心不全の方の治療にも使われているんですよ。
谷:そうなんですか!?
中澤先生:「和温療法」と呼ばれるもので、心不全の方でも心臓に負担をかけず、安全に血流を促すことができる療法です。一般的なサウナと違うのは、温度が60度と低めに設定されている点ですね。
谷:心不全の方が通常の90度くらいのサウナや冷たい水風呂に入るのは、やはり危険なのでしょうか?
所属する観光ゼミの町おこしプロジェクトの一環として、徳島県をサウナで「ととのえる」地方創生企画の様子
中澤先生:熱いサウナに長く入るのはよくないですし、水風呂は避けたほうがいいと思います。和温療法でもサウナのあとは水風呂に入らず、30分程度ベッドで横になってもらうだけです。
谷:(植嶋先生に聞いたことと同じだ……!)
中澤先生:ちなみに、谷くんはサウナでととのいますか?
谷:はい、ゴリゴリにととのいます!
中澤先生:アドレナリンなどの興奮物質が分泌されることが「ととのう」ことの一つの要因なので、普段から刺激的なことが多い若い方はあまりととのわないのかと思っていました。大人になると刺激的なことが少なくなるので、手軽に刺激を得られるサウナにハマる人が多いのかと(笑)
谷:サウナで得られる快感は唯一無二です!
中澤先生:サウナや水風呂に入ると、身体は日常では受けない刺激を受け、それを脳が危険な状態だと錯覚して身体を守ろうとする危険信号が発されます。そのあと、外気浴で身体がいきなり安全な環境に置かれることで、急激なリラックスや脳の快感が訪れます。これが「ととのう」ことの一つの要因としてあります。
谷:なるほど……!
中澤先生:サウナ以外でも、マラソンランナーがゴールしたときや、格闘家が試合に勝利したとき、医者がオペを成功させたときなど、「極限状態→リラックス状態」を経ると、似たような感覚に陥ります。マラソンランナーがゴール後の快感を忘れられずに何度も大会に挑んだり、格闘家が試合後のマイクパフォーマンスでハイになってコメントしたりするのもこれが関係していると考えられます。
谷:マラソン好きのサウナーや、筋トレ好きのサウナーがたくさんいるのも納得です。ところで、先生はサウナに行かれますか?
中澤先生:宿泊先のホテルにサウナがあると入っています。「ととのい」を実感していますよ。「ととのう」という状態になると、脳を急速に休ませることができます。余計なことを考えなくなり、ストレスケアにもなるため、とてもいい習慣だと思いますよ。サウナ後は頭がスッキリさえて仕事も捗りますよね。
谷:勉強や仕事の合間のリフレッシュにピッタリですね。大学や病院にもサウナがあるとよさそうです!
中澤先生:いいですね。谷くん、近畿大学病院内にサウナを作ってください(笑)
谷:はい! ぜひ作らせてください!
サウナで美肌になる? 皮膚の専門家に聞く肌への効果
大塚 篤司(オオツカ アツシ)
近畿大学 医学部 医学科 皮膚科学教室 主任教授
専門:アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎を含む皮膚アレルギーや皮膚悪性腫瘍(とくに悪性黒色腫に関すること)、免疫チェックポイント阻害剤の診療・研究に従事している。
教員情報詳細
谷:サウナって、肌にいいのでしょうか?
大塚先生:はい、肌にいいものだといえます。実験によると、サウナに定期的に入った人は肌のバリア機能が改善し、水分量が増えているそうです。また、額の皮脂量が減少し、湿疹の原因となるマラセチアの繁殖を防ぐため、湿疹ができにくく、できても治りやすくなります。
谷:私もサウナを習慣にしてから、高校時代から悩まされていたニキビが減りました。サウナ後の肌はいつもよりツルツルになる感覚があります。逆に、お肌にとって悪いことはあるのでしょうか?
大塚先生:フィンランドのレポートでは、サウナ室内の木材に付着した塗料でかぶれてしまうというものがありました。
谷:サウナそのものが直接肌に悪影響を与えるというわけではないんですね! 皮膚に関する持病がリスクとなる可能性はあるのでしょうか?
所属する観光ゼミの町おこしプロジェクトの一環として、徳島県をサウナで「ととのえる」地方創生企画の様子
大塚先生:無汗症※の方がサウナに入ると、発汗による放熱ができずに熱中症のような状態になる危険性があります。また、無汗症の合併症としてよくみられるコリン性じんましん※を患っている方も、悪化の恐れがあるためサウナは控えたほうがいいですね。
※無汗症:発汗がみられない疾患。 原因不明で非常に珍しい。
※コリン性じんましん:運動や入浴などで汗をかいたときに出るじんましん。
谷:最近では女性の間でもサウナブームが浸透していて「サウナ後の肌の乾燥が気になる」という声も多いです。
大塚先生:汗には保湿成分があるため、一般的な入浴と比べると乾燥の恐れは少ないのですが、やはりサウナ後の保湿はマストです。できればモイスチャライザー※と呼ばれるものですぐに保湿してください。
※モイスチャライザー:乳液やクリームなど保湿を目的とした化粧品のこと。
谷:アトピーとサウナの関係についてはいかがでしょうか?
大塚先生:アトピーの方は汗をかいたほうがいいといわれています。汗をかくとかゆくなりますが、そのあとにきちんと保湿をすることで改善されるケースもあります。バランスを見ながら少しずつ試してみてください。
谷:ふむふむ、肌にとってもいい効果がたくさんあるんですね。フィンランドのことわざにある「女性が一番美しいのはサウナから出たあとの1時間だ」というのは理に適っていますね。ちなみに先生はサウナに行かれますか?
大塚先生:子供のころ、祖父に連れられて1,2回行った記憶があるくらいで、実はほとんど行ったことがありません。
谷:この機会にぜひチャレンジしてみてください!
中毒に注意!? 心身医学の先生に聞く精神的な効果と注意点
あべのハルカス58階でテントサウナを楽しむ「Highest Sauna」のイベントの様子
小山 敦子 (コヤマ アツコ)
近畿大学 医学部 医学科 医学部内科学教室(心療内科部門)臨床教授
専門:心身医学、サイコオンコロジー
ストレス関連身体疾患としての「心身症」の診療・研究・教育や、全人的医療の一環として、サイコオンコロジー(がん患者のメンタルケア)の実践に従事している。
教員情報詳細
谷:先生から見たサウナについて聞かせてください!
小山先生:サウナは身体にいいのはもちろんのこと、精神的にもいい効果をもたらすと思います。
谷:まさに一石二鳥! サウナはうつ状態の改善や予防にも効果があるとよく聞くのですが、本当でしょうか?
小山先生:本当です。「ととのう」と一種のトランス状態になり、脳内からβ-エンドルフィン、セロトニン、オキシトシンなどの「幸せホルモン」が分泌されます。これらの分泌を促すことにより、交感神経と副交感神経のバランスが整い、精神が安定するといえます。
谷:脳内麻薬ってやつですね!
和歌山県古座川町でのプライベートテントサウナの様子(壮大な岩と青空を目の前に清流に浮かび、完全にととのっております。)
小山先生:そうですね。また、うつ状態治療には、ウォーキングなどの軽い運動を行う「運動療法」もあります。サウナに入ると身体が運動しているのと同様の状態になるので、そういった面でもうつ状態に効果があるといえます。
谷:精神的にもいい効果がたくさんあるんですね。逆に気をつけるべきことはありますか?
小山先生:サウナに限ったことではありませんが、熱中しすぎて生活に支障をきたす、いわゆる「中毒」には気をつけましょう。
谷:(週5でサウナに行ってるから気をつけよう……)最近ではサウナに瞑想※を取り入れる人も多い印象ですが、なにがいいとされているのでしょうか?
※瞑想:心を穏やかにし無心になることで心身をリラックスさせること。
小山先生:サウナと瞑想の相乗効果により、さらなるリラックス効果が期待できます。外界から遮断された空間であるサウナ室で瞑想を行うと、より集中力が高まりますし、本来のサウナのリラックス効果も増強されると思います。
谷:ただ座っているよりも、瞑想を意識しながらサウナを楽しむほうがいいんですね。ところで、先生はサウナに行かれますか?
小山先生:はい、旅行先のホテルやスポーツジムに併設されているサウナに入って、スポーツ後のような心地よい疲労感や爽快感を感じています。ですが、まだ「ととのう」体験をしたことがないので、次回はチャレンジしてみたいと思っています。
谷:「ととのう」まであと一歩ですね!
身も心も「ととのう」サウナ、リスクもあるけどやっぱり最高!
フィンランドの街中、川沿いにあるサウナにて。凍った川の水風呂から出てこの表情
4名の先生方からお話をうかがうことで、サウナの効能やリスクについて、医学的にいろんな角度から知ることができました。自分の体感だけでなく、医学的観点から見ても心身ともにいい影響があるなんて、やっぱりサウナは最高です。これで安心して「サウナ、最高~~~!」と全世界に向けて発信できます。
ただし、50〜60代以降の方や持病がある方、体調が心配な方は、無理せず自分の身体と相談しながら適度に楽しみましょう。また、元気な方でも脱水には本当に気をつけてください。サウナに入るときは水分補給をこまめに行いましょう!
ストレス社会に生きるビジネスパーソンや美容意識が高い人など、男女問わずさまざまな方が楽しめるサウナ。まだサウナデビューしていない人は、ぜひ近くのサウナでととのってみてください。
それでは、私は今日もサウナに行ってきます!
この記事を書いた人
谷 勇紀(たに ゆうき)
近畿大学 経営学部 経営学科3年
テントサウナ企画「Saunager」代表。サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を持ち、アウフギーサー(熱波師)としての一面も持つ。2023年3月7日「サウナの日」に、人々の「今日も良い日だった」を増やすことを理念とし、テントサウナ企画やサウナ開発を行う株式会社BraveValleyを創業。
取材:谷 勇紀
編集:のじさや
企画・監修:人間編集部
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