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2021.04.22

10坪の店から業界最大手に!サイクルベースあさひ下田社長の自転車愛【突撃!近大人社長】

Kindai Picks編集部

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オリジナル記事
OB・OG
サイクルベースあさひ
下田佳史
社長訪問
突撃近大人社長

全国492店舗を展開する自転車専門店「サイクルベースあさひ」を運営する株式会社あさひは、世界的にも注目を集める自転車小売業界の国内最大手。「突撃!近大人社長」第2回目は、町の小さな自転車屋を東証一部上場企業に育てた近大OBの下田佳史社長に、総合社会学部 社会・マスメディア系専攻3年生の菊池諒也さんがインタビューを行いました。


大阪市都島区にある株式会社あさひ本社にやってきました。

北は北海道、南は鹿児島まで、全国45都道府県に492店舗を展開する自転車専門店「サイクルベースあさひ」を運営する株式会社あさひ。

自社プライベートブランドや、海外の人気スポーツサイクルブランドの日本総販売代理権を保有し、電動アシスト自転車専門やアウトレット・リユース専門店など様々な事業を広げ、国内最大の販売数を誇る自転車小売業界最大手企業です。

父である先代社長とともに、町の小さな自転車屋を業界最大手の東証一部上場企業に育てたのが近大OBである現社長の下田佳史さん。

2009〜2011年にアメリカの経済誌「フォーブス」が選ぶ「アジアの中小企業200社」に3年連続で選出され、世界的にも話題となりました。そんな企業のトップに立つ下田社長とは、いったいどんな人物なのでしょうか……?


全国45都道府県に出店!「あさひ」社長の大学生活とは?




下田 佳史(しもだ よしふみ)
1971年生まれ。近畿大学 法学部 法律学科卒。1994年、株式会社あさひ入社。1999年、商品部長。2006年、取締役商品部長。2008年、取締役商品本部長兼商品部長。2008年、専務取締役商品本部長。2010年、愛三希(北京)自転車商貿有限公司執行董事兼総経理。2012年、代表取締役社長に就任。



菊池諒也

総合社会学部 社会・マスメディア系専攻3年生の菊池 諒也(きくち りょうや)と申します。本日はよろしくお願いします。





下田社長

株式会社あさひの代表をしております、下田 佳史(しもだ よしふみ)と申します。よろしくお願いします。僕は1994年卒業で法学部の法律学科でした。今から30年近く前です。





まずは会議室でお話を伺います。近大マスクをつけてインタビューさせていただきました。


菊池諒也

30年前ということは、まだ僕が生まれる前ですね。下田社長はどんな大学生活を過ごされていたんですか?





下田社長

自由に過ごしていましたよ。アルバイトも結構していましたし、趣味のサーフィンやスキーもしたりして、有意義な4年間でした。近大を選んだ理由も、近大に行った高校の先輩から「自由でええ大学やで!」って聞いて。もちろん、ビジネスを学ぶために大学に進学したので、それだけで選んだわけではないですけど……(笑)。実際、仕事で契約書を締結することが多く、法学部での学びを活かせていると感じます。





菊池諒也

学生生活で印象に残っているエピソードはありますか?





下田社長

いやー、そう言われると、思い出すのは遊びとアルバイトのことばかりですね(笑)。





親から「継いでくれ」とは言われず……自分から志願





菊池諒也

どんなアルバイトをされていたんですか?





下田社長

1年生の夏ぐらいから「サイクルベースあさひ」のチェーン展開第1号店の手伝いをしていました。掛け持ちも結構してましたよ。レストランの配膳をしたり、居酒屋の店員さん、交通調査、赤ペン先生とか……。





菊池諒也

そんなに!





下田社長

ただ、そのなかでも「あさひ」でのアルバイトが一番いろんな業務を任されてましたし、店を増やしていく過渡期だったこともあり、接客や商売の楽しさを体感できたんです。「商売って面白いなあ……これを仕事にしたい!」と、あさひへの入社を心に決めていました。





菊池諒也

それは何年生のときですか?





サーフィンとスキーに明け暮れていたという大学生時代の下田社長。


下田社長

大学4年生のときです。家業だと、普通は親から「継いでくれ」と打診がある……という流れを想像するじゃないですか。うちはそれが一切なかったんです(笑)。親に「就活をしてる様子がないけど、将来はどうするのか?」と聞かれて、「あさひで働きたい」と自分から伝えました。





菊池諒也

下田社長のお祖父さまが「あさひ」を創業されて、お父さまが2代目社長だったんですよね?





下田社長

そうです。元々は戦後間もないころ、祖父が「子どもの笑顔が見たい」という思いで、町工場で木製の子ども用の乗り物を作って、百貨店やおもちゃ問屋で販売してたんです。自転車専門店になったのは、1975年。商店街の外れにある10坪ぐらいの小さな自転車屋でした。





旭玩具時代の店舗(都島本店)。


菊池諒也

町の自転車屋から、どのように成長していったんでしょうか?





下田社長

自転車って、販売した後も、壊れたら修理したり……お客さまとの関係性がずっと続きますよね。当時は父が1日3人くらい、店の前を通る人に自分から声をかけて空気を入れてあげたりして、年間1,000人くらいお店のファンを作っていたみたいです。





菊池諒也

すごい……。お父さまはどんな方だったんですか?





下田社長

父は、職住一体の環境に生まれ、祖父や町の職人さんたちがお客さまに喜ばれる仕事をしている背中を見て育ったんです。先見性があり、情熱的で、努力家で、厳しいけど愛情深い人でした。





量産型の安価な自転車が使い捨てにされる時代に





菊池諒也

下田社長が入社してから、ここ30年で自転車業界やあさひはどう変わってきましたか?





下田社長

昔は高級品だった自転車の値段が安くなり、みんなが気軽に買えるようになった1980年ごろから「放置自転車」が社会問題になりました。放置して撤去されても「面倒だから新しい自転車を買えばいいや」と考える人が増え、量産型の安価な自転車が使い捨てにされるようになってしまったんです。





菊池諒也

実際、僕も安い自転車を選びがちです……。




放置自転車台数の推移


出典:国土交通省「駅周辺における放置自転車等の実態調査の集計結果」(令和2年3月)


下田社長

それもわかるんです。でも、自転車は「人の命を預かる乗り物」です。「大切にされない」ということも悲しいですが、自転車を長く愛してもらうためには、なにより安全、安心を担保することが必要なんです。だから、あさひは「自転車を大切にする文化づくり」のために、しっかりアフターサポートができる人材を育成し、「メンテナンス」に力を入れてきました。正社員やアルバイト社員、合わせて約1,600人が自転車整備の資格を持ってるんですよ。







菊池諒也

お店に立つ人だけではなく?





下田社長

そうです。人事だろうと秘書だろうと、間接部門の社員はほぼ店舗勤務経験者なので、店舗勤務時代に資格を取得していますね。もちろん、私も。自転車を大切にするあさひの社員として、まず自分で自転車のメンテナンスができないと。それに、社員全員自転車が好きなので。また、あさひではマナーなどの啓蒙活動で「自転車の乗り方教室」を開いたりもしています。





菊池諒也

自転車って免許が必要ないから、自転車の正しい乗り方とかルールを学ぶ機会ってなかなかないんですよね。車検もないし……。





下田社長

菊池くんにとっても、自転車って幼い頃から身近なものだったと思うんです。今では自転車を持っていることが当たり前になって、一生に1台ではなく、多くの人が自転車を何度も買い換えていますよね。5〜6台乗り換える人も多いんじゃないですかね。特に大阪は国内主要都市の中で一番自転車の利用率が高いですからね。




人口当たり自転車保有台数(国際比較)



国内主要都市の自転車の分担率


日本の自転車保有台数は約6870万台(約2人に1台)。また、国内主要都市の中での交通手段分担率を見ると大阪は自転車利用率が圧倒的に高い。
出典:国土交通省「自転車の活用に関する現状について



菊池諒也

確かにそうですね。





下田社長

子どものときに初めて補助輪が外れたときの感動とか、学生時代の部活帰りの道とか、重たい荷物を乗せて帰った思い出とか……特に「自転車が好き」という人ではなくても、人生の中になにかしら自転車が絡んだ思い出ってあると思うんです。僕たちの仕事は、ただモノを売るのではなく、そのあとのアフターサポートも含め、お子さまからご年配の方まで、自転車を通して人生に寄り添う仕事なんです。





菊池諒也

人生に寄り添う……。







下田社長

業界的には、近年、製造拠点が台湾や中国に移り、コストが安くなったせいで日本の自転車メーカーがどんどん廃業し、仕入れ元がなくなりつつあるのが現状です。だったら「リスクをとってでも、自分たちでいい自転車を開発しよう」と思い、プライベートブランド商品の開発に力を入れ、それを売るためのSPA(製造小売業)の基礎作りをしてきました。ただ、それも、目の前にある問題を解決し、実直にお客さまの声と向き合ってきた自然な流れなんですよね。





コロナ禍で電動アシスト自転車の売り上げが約25%増



菊池諒也

お客さまとの関係性をすごく大切にされているのが伝わってきます……。ここ数年で自転車の人気の傾向や社会的な変化ってあるんでしょうか?





下田社長

コロナ禍においては「密を避ける乗り物」として、世界的に自転車を使用する方が増えていますね。そして、健康を増進するという意味でも、ここ数年、スポーツ自転車やE-バイク(電動アシスト付きのスポーツ自転車)が注目されています。自転車の需要はどんどん高まっていますよ。





あさひオリジナルのフィットネス用スポーツサイクル「プレシジョンスポーツ」。


菊池諒也

何が一番売れているんですか?





下田社長

今売れているのは、やはりE-バイクなどを含めた電動アシスト自転車全般ですね。いわゆるママチャリタイプのものだけではなく、スポーツ用の電動アシストや電動クロスバイクも人気なんです。実際、コロナ禍の昨年は電動アシスト自転車の売り上げが25%くらい上がっています。




株式会社あさひ過去5年間の売上高推移

株式会社あさひ 2021年2月期 決算電動アシスト自転車だけでなく 、過去5年間の売上高推移を見ると全体的に売り上げを上げている。
参考:「株式会社あさひ 2021年2月期 決算説明資料



菊池諒也

電動自転車って、小さな子どもがいるお母さんが乗るイメージが強かったですが、スポーツタイプのものもあるんですね。





下田社長

乗ってみますか?





菊池諒也

乗ってみたいです!





社長オススメの電動クロスバイク「OFFICE PRESS-e(オフィスプレス イー)」。


菊池諒也

これ、すごいですね……全然力が要らない。ペダル踏んだ瞬間に「うわー」ってなりました。語彙力なくて申し訳ないんですが、電動自転車のイメージが一気に変わりました。それに、デザインがめちゃくちゃかっこいいですよね。ちなみにこれはおいくらなんでしょうか……?





下田社長

129,800円(税込)です。





菊池諒也

あの、もしかするとここは「このデザインと機能でこの価格ならお安いですね」って言うところなのかもしれないんですが、僕は自転車に9,000円ぐらいの価格帯のイメージを持っていたので、なるほど……としか言えないんですが。





下田社長

大学生だと、自転車を10万円出して買うという感覚はなかなかないですよね。





菊池諒也

ちなみに、今の自転車の平均価格ってどのぐらいなんでしょうか?





下田社長

電動自転車も入れると、うちでの平均単価は3万円ぐらいですかね。いろんな機能がついた自転車が増えているので、10万円以上するものもありますし、昔よりは単価も上がっています。お手頃なものだと1万円ちょっとですかね。





わかりますか? この、パーツのかっこよさ……。


菊池諒也

今度、僕の父が25万円の自転車を買うらしくて、僕にはその金銭感覚があんまり理解できなかったんです(笑)。ただ父は、乗るのが好きなだけじゃなくて、出向く先々での出会いも含めて、自転車が好きみたいです。





下田社長

そうなんですよね。移動手段としてだけではなく、ファッション、ライフスタイル、レジャー、スポーツなど、自転車はモノ以上の価値があるんです。





自転車の新しい価値創造企業として



あさひ本社前に設置されている、シェアサイクリング「ハローサイクリング」のステーション。社会インフラとしてシェアサイクル事業にも力を入れている。


菊池諒也

今後の経営ビジョンを教えてください。





下田社長

自転車を「使い捨てるのではなく大切にしてほしい」という一心で、メンテナンスまでしっかりできるネットワークを作ってきたのがこれまでのあさひのフェーズです。これからは「自転車で楽しむ」という体験価値を、どうしたらみなさんに提供できるか?と、日々考えているんです。自転車の新しい価値創造企業として、「安心」「便利」はもちろん、ワクワクする「コト」を提供していきたいと思っています。





菊池諒也

モノを売るだけではないってことですね。





下田社長

先ほど、自転車の需要は高まっていると言いましたが、日本では少子高齢化と人口減少によって、だんだん乗る人の数が減少しています。なので、市場価値を高め、広げていくことが重要なんです。





菊池諒也

なるほど……。





あさひ本社エントランスにあるあさひの歴史パネル。


下田社長

第2の柱として、海外戦略もあります。「自転車を通じて、世界の人々に貢献する企業を目指す」という理念を持って、それに参画する人々すべてが豊かに過ごすことの実現を目指しています。「お客さまお一人お一人の自転車ライフのパートナー」になることが目標なので、日本でも海外でも、幼児からご年配の方々の自転車、そして車椅子も含めて人生に寄り添えたら素敵だなと思っています。





菊池諒也

社長ってどんな仕事をしているんでしょうか? 一日のお仕事は、やはり会議とか商談が多いんでしょうか?





下田社長

私の仕事は、中長期の方向性やビジョンを指し示し、実行できるチーム作りや次世代の経営者層を育成することなので、やはり会議の時間が多いですね。今はリモートになりましたが、国内外取引先社長との商談交流もあります。そして、全国のあさひ店舗まわりも欠かしません。お客さまとの接点であるお店をしっかりと見ておくことが基本なので。




下田社長の1日(平日)のスケジュール


※本社勤務の日のスケジュール。店まわりの日は、10時~18時まで5〜6店舗ほど巡回するそうです。


菊池諒也

やっぱり、通勤も自転車ですか?





自転車少年だった中学生の下田社長(左)、現在のプライベート自転車である3T(スリーティ)の「EXPLORO TEAM SPEED(エクスプローロ チーム スピード)」と(右)。


下田社長

雨の日以外は基本自転車ですね。片道1時間、毎日自転車で通勤しています。社内に社員が自由に使えるシャワー室があるので、汗をかいたら、出社してからシャワーを浴びて着替えてリフレッシュしてから一日の仕事をスタートします。





菊池諒也

汗かいてもリフレッシュできるのはいいですね! 社長ってどういう時にアイデアを思いついたり、戦略を考えたりしてるんですか?





下田社長

僕の場合は愛犬の散歩中ですね。自転車に乗っている時は何も考えません。神経が集中して、五感が研ぎ澄まされるんですよ。





お寿司を食べに自転車で福井まで!?



あさひ本社ビルの屋上に移動。


菊池諒也

プライベートのお話もお聞きしたいのですが、今でもサーフィンやスキーはされてるんですか?





下田社長

今は海には行けてないですね……。スポーツでいうと、週末は家族や友人とゴルフなどを楽しんでます。「ダウンヒル」といって、マウンテンバイクに乗った状態で山の中の急斜面のコースを駆け下りるスポーツも最近までやっていましたよ。





菊池諒也

めちゃくちゃアクティブじゃないですか。





2016年に会社のメンバーと自転車で台湾を一周したときの写真。下田社長は背が高いのですぐわかりますね。


下田社長

会社のメンバーと自転車で台湾を一周したこともありますね。7日間で950キロくらい走りました。そういえば、中学1年生のときにビワイチ(琵琶湖一周)もしましたね。8~9時間ぐらいかかったかな……。





菊池諒也

そんなに走って、脚もげませんでしたか!?





下田社長

若かったから(笑)。 自転車は速く走ることだけじゃなくて、いろんな楽しみ方があるのが魅力です。「ご当地のラーメンが食べたい」とか、そういう動機で自転車旅に行くのも楽しいんですよ。今でも一人でお寿司を食べにふらっと福井まで行ったりします。それって「お寿司を食べに行く」のではなく、「自転車でお寿司を食べに行く」という、自転車があるからこその行動であり体験価値なんです。僕にとって、自転車はモノではなくパートナーなので。







菊池諒也

自転車ってめちゃめちゃ奥深いですね……。





下田社長

卒業のない世界ですから。だからこそ、自転車に乗ってくださるお客さまのためになることを考えて、喜んでもらうために頑張っていかないとですね。自転車っていいですよ!





目の前にあることを一生懸命やってみることで道は開けてくる



菊池諒也

これまでいろんなことに挑戦されてきたと思うんですが、「これは失敗したな」と思ったとき、どうやって乗り越えられましたか?





下田社長

僕は楽観的というか、後ろを振り返らない性格なので、失敗と思ったことがあまりないんです。「さあ、次はどうしよう」って、マインドを未来に向けることが多かったですね。





菊池諒也

ということは、元々社長業に向いているご自覚があったのでしょうか?







下田社長

いえ、僕は昔から赤面してしまうぐらい人前で喋るのは苦手でしたし、かといって「苦手を克服しないと」という意識もあまりなかったんです。でも、多くの役割を担うようになってからは、いろんな局面で努力するようになりました。語学の勉強をしたり、1人でカラオケボックスに行ってプレゼンの練習をしたり。





菊池諒也

カラオケボックスでプレゼン練習!? 意外です……。





下田社長

仕事を始めてからずいぶんと意識が変わったかもしれないですね。若いころは、自分が将来なにをやりたいのかも具体的に考えられていませんでしたし……。アルバイトやサーフィンやスキーをしながら、ただただ目の前のことに夢中で。だから今、将来をうまく思い描けてない方も、まずは目の前にあることを一生懸命やってみることで道は開けてくるんじゃないかなと思います。





菊池諒也

最後に、現役の大学生にひと言お願いします。





あさひの社是である「智恵と勇気で常なる革新」という意味が込められた書額の前で。


下田社長

最近はネットも含め、社会にたくさん情報が溢れていますが、大学生活を自分探しの4年間にしてほしいですね。過度に溢れる情報や他人の意見に流されないで、自分で考える癖をつけてほしいです。物事を自分の目で見て、自分で考えることは何よりも大切だと、僕は思っています。





菊池諒也

就活してると、自分の意思よりも周りに流されそうになることが多いので、めちゃくちゃ心に刺さります……。





下田社長

あとは、コロナ禍でも自分の意思を貫く強さを持っていてほしい。私にも大学生の子どもがいますが、若い世代のほうが環境の変化に柔軟なはずです。苦しい状況が続きますが、自信を持って一歩踏み出し、世の中を引っ張っていってください!





菊池諒也

全大学生を代表してお礼が言いたいです。ありがとうございました!





対談を終えた菊池さんの感想は?


「目の前にあることを一生懸命やってみることで道は開けてくる」という言葉が胸に刺さりました。就活の面接では「10年後の自分」や「キャリアプラン」を聞かれることもありますが、将来のことを明確に答えられなくても、目の前にあることに一生懸命取り組んでいれば、本当にやりたいことや将来の道が見えてくるのかもしれません。

そして、「自転車は移動手段としてだけではなく、モノ以上の価値がある」というお話も印象に残りました。子どもからご年配の方まで、だれもが乗れる乗り物として生活に根付いているからこそ、僕は、その「モノ以上の価値」に気付けていなかった気がします。
自転車の新たな価値を創造し、人々の生活を豊かにしようとする下田社長をはじめ、あさひの皆さんの姿がかっこよく目に映りました。
なにより、下田社長の自転車愛と、お客さまとの関係性や文化を大切にする姿勢に感動しました。


取材・文:トミモトリエ/渡辺あや
写真:西島本元
企画・編集:人間編集部

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