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キャンパスライフ

2020.07.31

60年前の家族と暗室で会った。近大写真部「フィルム現像」体験記

Kindai Picks編集部

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近畿大学には、本格的なフィルム写真に取り組む「写真部」が存在します。そこへ、写真家を父にもつライターが訪れて、撮影と現像を体験してインタビュー……のつもりが、予期せぬさまざまな瞬間に、エモーショナルが炸裂。本記事、もはや映画かもしれない。

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三密を避けるなどの感染予防を対策した上で取材しました。なお、近畿大学は7月現在、学生のキャンパスへの立ち入りを制限しています。


はじめまして。Kindai Picksではじめて記事を書いています、「しまだあや」といいます。仲良くしてください、よろしくお願いします。

みなさん、「写真」に思い出はありますか。

右下に撮影日が入った子どもの頃の写真。指が写り込んだ修学旅行の写真。営業先の帰りに食べたラーメンの写真。病室のおばあちゃんと内側カメラで撮った写真。

私は、20代最後に父に撮ってもらった一枚のヌード写真が、一番思い出深いです。私の父の仕事は、フィルム時代に生きる写真家でした。先日、そのことをnoteに書いたところ、たくさんの方に読んでいただき、それをきっかけに今、文章を書く仕事をしています。

小学1年生ぶりに、父の前で真っ裸になった話

(ユニクロで白T買って泣いたり、7日間カニを飼ってみたりしています。よかったら、読んでもらえたらうれしいです)


ちなみに、父は健在です。

そんなある日、Kindai Picksの編集部から「近大写真部の取材があるんだけど、フィルム写真興味ない?」と、紹介動画が送られてきました。

2020年新歓ちゃんねるコンテストにて広報室賞を受賞した写真部の動画。

たしかに、デジタル世代の人々の間でブームになっているという話も聞くし、なにより、父が愛したものに一体どんな魅力があるのか知りたい。私も体験してみたい。何かが起きる気がして、迷わず「取材、行きたいです!」と手を挙げました。

……ということで今日は、近畿大学の写真部を訪ねた日のことを綴ります。





近大写真部、技術は極めないその理由





しまだあや

写真部の部室、ここかな……
こんにちは。取材に来ました、しまだあやです。





堀 伊吹

はじめまして!写真部の部長をしてます、近畿大学 経営学部 経営学科3年生の、堀 伊吹(ほり いぶき)です。よろしくお願いします。





しまだあや

今日は写真部さんのことを知りたいなっていうのと、あと、自分もフィルム写真を体験してみたいなということで、来ました。





堀 伊吹

はい、お伺いしてますよ。今ちょうどコロナ対策で、大学内に最低限の学生しか入れなくて……僕ひとりなんですけど、大丈夫ですか?あとから部員が、オンラインで参加します。





しまだあや

もちろん大丈夫です!
大変な時期にすみません、ありがとうございます。







しまだあや

カメラがいっぱいありますね。おしゃれなんだけど、「キャベツのミックスサラダ」とか「牛すじ 2kg」って書かれた段ボールがあるの、部室っぽくていいな。





堀 伊吹

あはは(笑)前の文化祭で仕入れた材料の空き箱です。僕たち写真部は歴史が長くて、文化祭で毎年、代々受け継いでいる牛すじうどんを出しているんですよ。





しまだあや

何それおいしそう……つくってもらって食レポ記事にしたいところですが、今日は我慢します。写真部の歴史が長いっていうのは、どのくらいなんですか?





堀 伊吹

えっと……ここに昔の名簿があるんですが、「昭和39年」が最後なので……2020年で56年目かな?





しまだあや

それはすごい……!!
部員は今何人くらいいて、どんな活動をしているんですか?





堀 伊吹

今は62人いて、みんなで遊びに出かけて写真を撮ったり、合宿したり。あとは季節ごとに展示会をしたり……今年はコロナで文化祭がなくなりそうなので、他校の写真部と、合同で展示会をする話も進んでいます。







しまだあや

運動部だったら試合とかあると思うんですけど、写真部にもそういうのはあります?





堀 伊吹

ありますあります。部内でコンテストしますよ。





しまだあや

へえ〜。コンテストで優勝する作品ってどんなの?やっぱり、こう、女の子が花畑で振り返って笑ってる写真とか?





堀 伊吹

あ〜、そういうのは、あんまりないですね(笑)





しまだあや

すみません。適当に言いました。





堀 伊吹

よく、写真部っていうと「インスタ映えするような写真撮る」みたいに思われがちなんですけど、ここでは技術面は重要視してなくて。
写真を通して、「なんで自分はこの写真を撮ったんだろう」とか「この瞬間にどんなことがあったんだろう」とか……そういう価値観やエピソードを共有する時間を大切にして、活動しています。





しまだあや

……!




(おわり)



堀 伊吹

えっ、ちょっと!(笑)





しまだあや

いい言葉だなあ、取材締まっちゃったなあ、って思って。





堀 伊吹

いやいや、まだ僕、なんにも喋ってないですよ(笑)とりあえず作品、見ますか?せっかくなんで、大学生っぽいやつを……







しまだあや

えーっと、これは、あれだ。カップルと見せかけて、実はただの幼馴染同士で、お互い恋人がいないから「もう俺らで祭いっちゃおうぜ」ってなって、ほんでこの「一応、写真とか撮っとく?」っていう瞬間までともだちと思ってたのに、マジで恋する5秒前。





堀 伊吹

惜しい!と言いたいですが、違います。これはですね、僕が京都を散策してたら道を阻んでいたカップルで。「こらこら邪魔だぞ、くそっ、うらやましい」と思った瞬間、自撮りをはじめたんです。もう、スマホと街頭の光が完璧なスポットライトで、思わずカメラ構えちゃって。そしたらいいのが撮れて……マジで感謝する5秒前です。





しまだあや

ああ、めちゃくちゃ好き……撮られてる彼らにも、撮る伊吹さんにも、ニヤけちゃうね。





堀 伊吹

いいでしょ?(笑)こんな感じで、写真を通して、いろんな背景や思い出を共有しあってたのしんでいます。フィルム写真だから、撮ってから現像するまでの間にもエピソードが生まれたりして、おもしろいんですよ。





しまだあや

今日はそういったことも体験したいなあ。実は、私の父がフィルムの写真家でして……





堀 伊吹

えっ、マジですか。僕の父も写真館をやっているんですよ。





しまだあや

わあ、ほんと?!ちっちゃいとき、ホリゾントに土足で上がって、怒られたりした?



※ホリゾント:撮影スタジオにある背景用の床や壁。


堀 伊吹

うわ〜怒られた。めちゃくちゃ怒られた。ほんで靴脱いだもののホリゾントの奥の丸いとこ滑り台にして、ブチ切れられたりしました?





しまだあや

した。何回もした。本日はどうぞよろしくお願いします。





堀 伊吹

はい、よろしくお願いします(笑)
せっかくなんで天気がいいうちに、ちょっと撮りにいきましょか!フィルム写真、はじめてなんですよね?





しまだあや

そうなんです。何もわかりません。何も持ってきていません。





堀 伊吹

大丈夫ですよ。使いやすいカメラ、準備してあります。コンタックスのT2です。これ、めちゃくちゃいいんですよ……。フィルムはローライのRETRO400を使いましょう。





いいやつを借りました。


堀 伊吹

まずはフィルムを箱から出して、カメラにセットしてみましょう。あっ、ちなみに僕、このフィルムケースから取り出したときの匂いが好きなんですよね。ちょっとひっぱり出して嗅ぐと、尚良いです。





しまだあや

(ほんとに好きなんだな)あっ、でもちょっと、わかるかも。懐かしいにおい。







しまだあや

撮るとき、何か気をつけることはありますか?





堀 伊吹

うーん、コンテストや展示会用だったらいろいろあるんですが……今日はとにかく「撮りたい!」と感じたら撮ってください。





しまだあや

わかりました!たのしみー!





フィルム写真を撮るのは宝探しみたい

各スイッチの説明、ピントの合わせ方など、最低限の知識を教えていただき、いざ外へ。近畿大学の周りを歩きながら、気になったものを撮りました。




しまだあや

伊吹さん、これ撮りたいんだけど、ずっと赤いマークみたいなのが出てる……





堀 伊吹

それは被写体との距離が近すぎるサインです。もう少し、離れてみてください。現像のときにトリミングもできるので。っていうか、何を撮ってるんですか?





しまだあや

シロです。







堀 伊吹

次は何を撮ってるんですか?







しまだあや

なんか、ここに書いてある看板の内容がおもしろくて……







堀 伊吹

「一人一人気を付けるように」って書いてありますね。大事なことですね。







しまだあや

……このお店、閉店しちゃったんですか? ショーウィンドウ空っぽ。「マーボ丼」のポップだけ残っている。





堀 伊吹

あ、そうなんですよ。ここ、食品サンプルがボロボロになって変色するほど、昔からある中華料理屋さんだったんですが、この自粛期間に、閉店しちゃって……





しまだあや

そうか……





堀 伊吹

他にも、大学通りにある飲食店で、閉店するところがちらほらありますね……正門前にある「キッチンカロリー」も。50年以上学生たちに愛された、有名なお店でした。





しまだあや

撮りにいっていい?





堀 伊吹

はい、撮りましょう。







しまだあや

どうしても、動かないものばっかりになっちゃうな。人も撮りたいな。向こうの工事現場にいる職人さんとか、すごくかっこいいけど、こっそり撮っちゃだめだし……





堀 伊吹

声をかけてみてもいいんですよ。断られることもありますが、そのときは、そのときで。





しまだあや

やってみます。
あの、すみません!今写真撮る練習してて……1枚撮ってもいいですか?








会えなかった人に会える写真





しまだあや

撮影、たのしかったー!でも、フィルム1本撮り切るのって、結構時間かかりますね。スマホだとパシャパシャ撮っちゃうのに、フィルムは24枚とか36枚だから、一枚一枚ていねいになるっていうか。特に、最後の1枚になったとき、目の前にあるいろんな一瞬がすごく貴重に思えた。





堀 伊吹

ですよね。重みが違う感じがしますよね。





しまだあや

このちっちゃい筒に、閉店したお店も、工事現場の職人さんも入っているのだなあ……ちゃんと撮れてるかなあ。







堀 伊吹

早速、現像してみましょうか。





しまだあや

あっ!!! その前に、ちょっとお願いが……!





堀 伊吹

はい、なんでしょう??







堀 伊吹

わ、これ、ポジフィルムですね。しかもめちゃくちゃシブい……どうしたんですか?





しまだあや

実家を片付けていたときに、たくさん出てきたんです。父や、父の家族の昔の写真みたいなんですけど……これも現像できますか?





堀 伊吹

ちょっとひと手間挟みますが、現像できますよ!





しまだあや

ほんとですか!! ……私、おじいちゃんに会ったことなくて。写真もこれまで見たことなくて。でも、これにおじいちゃんっぽい人が写ってるんですよね。だけど小さいし、透かしてもあまりよく見えなくて……







堀 伊吹

しまださん、こんなのがあります。乗せてみてください。







しまだあや

うわ! うわ!! これ、お父さんの仕事道具で見たことある! めちゃくちゃはっきり見える……!!





堀 伊吹

よかったら、ここに拡大鏡もあるんで、これ使って覗いてみてください。









堀 伊吹

会えました?








現像フィルムをつくるていねいな時間





しまだあや

伊吹さん、泣き疲れました。もう今日は寝ます。





堀 伊吹

まだ現像してませんよ(笑)
それに、本当に感動するのはここからなんです。





しまだあや

これ以上の感動があったら私、壊れそうなんですけど。





堀 伊吹

大丈夫です。壊れちゃだめなのは愛と友情とカメラだけです。
一緒にやっていきましょう!






これは、摩擦の力でフィルムの中身を引っ張り出す道具。フィルムの入口に差し込み、カチッと音がなるところを探して、一気に引っ張るのですが、新しく入った部員は、この作業になかなか苦戦するんだとか。でも、こうしてていねいな時間をかければかける分、仕上がりのたのしみが積もります。




実は一発でできてしまった。褒めてください。

お次も、かなりの難関。フィルムの中身を特殊な芯に巻き直し、ハサミで切り離した後、専用の小さいバケツに入れるんですが、なんとその一連の流れを、まったく何も見えない真っ暗闇の中でやる、という!


練習用フィルムでシミュレーション。本気出すので着替えた。

その後、バケツの中へ「現像液」「停止液」「定着液」という、3種類の液体を順番に注ぎます。混ぜる時間や放置時間、温度や湿度など、わずかな差で仕上がりが変わります。





終わったらフィルムを取り出し、水で洗い流します。すると、真っ黒だったフィルムが薬剤に反応して、透明に透き通っていて……






しまだあや

わあああああ!すごい……!!
すごいすごいすごい……!!!





堀 伊吹

でしょ?!
でも、まだあともう一回震えますよ。これを乾かして、紙に焼き付けるんですが、その瞬間もやばいです。





しまだあや

何なんだこの作業……! 何回感動させるつもりなんだ……!!





まるでタイムマシン、感光紙への現像





堀 伊吹

じゃあ、まずはどれか1枚、現像したいものを選んでください。





しまだあや

迷うなあ……一番最後に撮った写真にする。








現像機にフィルムを置いて光を当てると、映写機のように、下に画像が映ります。現像機の高さを調整しながら、サイズ感や光を当てる時間を決定。


わずか0.1秒単位の差で、明るさやコントラストが変わり、質感や影の出方に影響します。

テスト用のちぎった感光紙で何度も試した後、「これだ!」というものが決まったら、いざ暗室状態に。本番の感光紙をセットし、感光!



そして、フィルムの現像と同様に「現像液」「停止液」「定着液」の3種類に、順番に浸していくと……




しまだあや

うわあ! すごい!
出てきた! 出てきたよ!!!



伊吹さんに手伝ってもらって、父の昔のフィルムも現像。小さなフィルムのときはわからなかった、スーツの質感、ほっぺの笑いじわ、流れる川の光の反射…そんな細やかなところがはっきりと見えてきて……




しまだあや

すごい……タイムマシンみたい……





堀 伊吹

写真、いいでしょ。





しまだあや

うん。すっごくいい。





部員に聞いた写真の魅力



右下が、総合社会学部 総合社会学科 3年生の北井 里奈さん。左下は、理工学部 生命科学科 3年生の酒井 祐真くん。

全身で写真の魅力を感じた一日の最後に、コロナ対策で現場には来られなかった写真部の部員の方が、オンラインで集まってくれました。

部員のみんなは、写真や部活の魅力をどう感じているんだろう? 左上の伊吹さんを含め、お話を聞きました。


しまだあや

今日、いっぱい体験させてもらったんだけど、写真部、本当に素晴らしい部活だね。





北井 里奈

ありがとうございます、よかったです!





しまだあや

みなさんはどうして写真部に入ったんですか? 伊吹さんはお父さんが写真の仕事をしてたという背景があるけれど、おふたりも写真に縁があったのかな。





酒井 祐真

僕は、「ともだちを増やしたかったから」が入った理由です。実は僕、もともとは写真にまったく興味がなく、やったこともなくて。でも、旅行やアウトドアが好きだったんですよ。で、ともだちをつくるなら、その趣味に関連したコミュニティで探したいなと思って、写真部を選びました。今はすっかり写真にハマって、花火とか撮ってます。





酒井くんが中判カメラで撮った花火。きれい。


北井 里奈

私は、自分の家から祖父が使っていたフィルムカメラが出てきまして……それを持ったときに、なんだかすごくときめいて。このカメラ、使ってみたいなあ、と思ったのが、写真をはじめたきっかけでした。それで、写真部にも入部しました。





おじいさんが残したフィルムカメラ、いろんな時代を見てきたんだろな。


しまだあや

ふたりともはじまり方がユニークだなあ。それに、写真自体に興味がなくても、ウエルカムな部活っていい。
入ってよかったなーって思うことはありますか? 毎日の過ごし方で変わったことがあれば、ぜひ聞かせて。





酒井 祐真

やっぱり、いろんなともだちができたことですね。過ごし方も、全部変わりました。積極的になったし、生活にメリハリが付いたり。入る前は僕、結構だらしない生活してて……(笑)





北井 里奈

あ、わかる。私も結構引きこもり体質だったんですよ。ずーっと家で過ごしてて。でも写真部に入ってからは、みんなで外に撮りに行ったりするので、人と会うことも多くなりました。よし、出かけよう、って。





酒井 祐真

あとは、行事ごとを通して、写真以外のこともするんですけど、僕は「会計長」もしているので、資料をつくれるようになったりもしました。





堀 伊吹

酒井くんは在庫管理とか経理もしてくれてて。いつも指示が的確で、そういうところ、すごいなって思いますね。





酒井 祐真

そうそう。仲間からそう言ってもらえたりもするんで、部活を通して、自分の役割とか立ち位置がわかるようになりましたね。





しまだあや

わー、それはいい! 自分の魅力的な部分を知れるのは、めちゃくちゃ大きいね。社会人になるときにも、きっと役立つね。







しまだあや

じゃあ、最後にちょっと、テレビ番組みたいな質問しちゃおかな。あなたにとって写真部って何ですか?。





北井 里奈

そうですね……「あったかい場所」かな。あと、いろんな価値観を吸収できる。部員一人ひとりの考えていることがすごくおもしろいし、喋ってるだけで、いろんな勉強になります。





酒井 祐真

授業を受けてるだけじゃできない、いい経験も大変な経験もできていますね。他人と自分の違いを知って、自分がどんな人間なのかを見つけられる場所です。





堀 伊吹

うわ、めっちゃいいこと言ってる。僕、酒井くんがこんな真面目なの見たことない……(笑)





酒井 祐真

やめろやめろ(笑)





堀 伊吹

でもほんと、ここは、カメラを通して、自分の価値観を自由にぶつけ合える場所。撮りたい瞬間を撮って、時間をかけて現像して、何度も語って……その中で生まれる価値観は、部員それぞれにとって、絶対に一番だなって思います。






撮影して、おじいちゃんに会って、現像して、みんなにインタビューして。泣いたり笑ったり、目がじんじんしています。感動系の長編映画を一気に観終わった後みたいな、心地よい疲労感がある。

「撮る」というのは、写真のたのしみ方のほんの一部だったんだな。自分の手で現像する過程で、何度も感じる胸の震えは、凄まじかった。そして、自分の大切にしていることや相手との違いを、写真を通して知るというのは、すごくやさしい方法で、おもしろかった。

現在、コロナ対策で部活動もオンラインのみのため、1年生に魅力を伝えきれていない写真部。すでに何人か新入部員もいるそうですが、8月から、再募集するみたいです。ここまで読んでくれた近大生がいたら、ぜひドアを叩いてみてはいかがでしょう。来年1月に展覧会があるみたいなので、よかったら近大生以外の方も、足を運んでみてください。(私も、みんなに会いに行こっと)

写真部、本当にたのしかったなあ。忘れられない一日になりました。
みなさんは、「写真」に思い出はありますか。
フィルム写真、してみませんか。




(おわり)


この記事を書いた人

しまだあや

HELLOlifeでソーシャルデザインに取り組んだのち、独立。文筆の他、企画から司会まで、なんでもやりたがる。感受性が爆発しすぎて、取材時にすぐ泣く。家の94%を開放するという変わった暮らし方をしている。得意技は愛すること。


撮影:納谷ロマン
企画・編集:人間編集部

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