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雑学・コラム

2022.12.11

「落ちこぼれ」がエンタメ界のリーダーに!吉本興業・大﨑洋会長が語った「出会いの経営論」とは?

Kindai Picks編集部

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吉本興業
大﨑洋

2022年4月に近畿大学客員教授に就任した吉本興業・大﨑洋会長が11月16日、近畿大学を訪問。経営学部の学生に向けた講演を行い、その後はインキュベーション施設「KINCUBA Basecamp」にて、起業を目指す学生との座談会に臨みました。大﨑会長のビジネス論や、現在構想中の事業内容などが語られた当日の様子をお伝えします。

大﨑 洋(おおさき ひろし)

吉本興業ホールディングス株式会社 代表取締役会長。昭和28年(1953年)7月28日生まれ。大阪府出身。昭和53年(1978年)4月 吉本興業株式会社に入社し、数多くのタレントのマネージャーを担当。昭和55年(1980年)に、東京事務所開設時と同時に、同事務所に勤務。昭和61年(1986年)にプロデューサーとして立ち上げた「心斎橋筋2丁目劇場」は多くの人気タレントを輩出。平成9年(1997年)チーフプロデューサーに就任し、その後は音楽・出版事業、スポーツマネジメント事業、デジタルコンテンツ事業、映画事業など、数々の新規事業を立ち上げる。平成13年(2001年)に取締役、その後、専務取締役、取締役副社長を経て、平成19年(2007年)代表取締役副社長、平成21年(2009年)代表取締役社長に就任。令和4年(2022年)4月より、近畿大学客員教授に就任。

2022年11月16日、近畿大学は国内有数のエンターテインメント企業・吉本興業ホールディングス株式会社の代表取締役会長で、本学の客員教授でもある大﨑洋氏をお迎えし、講演と座談会を開催しました。

第1部の講演「WARAI NI NEGAI WOO - ヨシモトの昨日 今日 明日」では、経営学部の学生を対象に吉本興業入社後の経験やそこから得られた学びなど、ご自身のこれまでに関するお話を中心にご講演いただきました。


幸せな出会いは誰にでもある。「落ちこぼれ」を奮い立たせたさんまと紳助の存在




講演の冒頭、エンターテインメント業界に向けられる視線の変化から説き起こしてくれた大﨑会長。「お笑いは虚業と見られていた」と語る若手社員時代、同年代の明石家さんまさん、島田紳助さんらとの出会いが、仕事観を変えるきっかけを与えてくれたといいます。

「やる気もなく仕事していた僕に、さんまくんが『俺、あさってから東京で番組制作に入るんやけど、オープニングはこんなふうにしたくて……』と一生懸命説明してくれたことがあって。あんなに才能のある人が、何もできへん落ちこぼれに熱っぽく語ってくれるのがうれしくて恥ずかしくて」



自分にはない才能と熱意に奮い立たされ、意識を改めた大﨑会長は「彼らの言われるがままにやっただけ」と謙遜しつつも、自分なりに仕事に打ち込むようになりました。時は折しも80年代の漫才ブーム絶頂期。東京事務所の開設メンバーとしてイベント企画などに奔走し、「箱根の山を越えれば通用しない」と言われた大阪の笑いを、関東の地でも花開かせることに成功しました。

「若いときに迷いや悩みがあるのは当たり前。そんな中でも、自分が何をしたいのか、誰のためを思って働くのかを学生のうちに考えておいてほしい。自分だけの軸があれば、難局も必ず乗り越えられる」とのメッセージも飛び出し、これから社会にこぎ出す学生たちは大きくうなずきながら話を聞いていました。


吉本に関わる6000人を幸せにしたい、その一心を原動力に




続いて話題は現在の吉本興業の仕事内容へ。「よしもと住みます芸人」やBSよしもとの番組を通じた地方創生、スポーツやアートにまで広がるマネジメント業、コロナ以後の漫才のライブ配信など、時代に合わせて経営を多角化させてきたことがよく分かりました。

会長に就任して以降はなるべくオフィスを出て、自らの足で地方の商店街や銭湯などを訪ね歩いているという大﨑会長。街の声を聞き、これからの時代にエンターテインメントができることを常に考えています。それもこれも芸人にタレント、アスリートなど吉本に籍を置く約6000人に「本業で飯を食わせたい」という親心あってのこと。頭の中で「一人ひとりの幸せが僕の幸せにつながる」と考えるだけでなく、自らの使命感に基づいてきちんと行動を起こしている姿勢に、多くの学生が感銘を受けていました。


愛する人の期待に応えることは、笑いに願いを託すことだった

講演の締めくくりに行われた質疑応答では「入社時はやる気がなかったという大﨑会長ですが、いつから出世欲が出たんですか?」という鋭い質問が。ここで出会いの重要性が語られました。



「紳助ほどの人に出会えて、それも僕に仕事を頼んでくれる。『え、俺に?』とは思ったけど、やっぱり一生懸命になるもので。63歳くらいになって気づいたけど、自分が愛する人の期待に応えたいと思うと、自然に力が発揮できた。そうやって行動してきたら、結果的に社長、会長になっていました」

一方でお笑いの海外進出について問う質問には「箱根の山の次の山かもしれん」としつつ、松本人志さんが手がける『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』が海外で評価されていることに言及。所属タレントの活躍を喜びつつ、笑いのさらなる潜在能力についても話がおよびました。

「やっぱりお笑いの力ってあると思います。うちの若手が地方の小学校で漫才をしたら、いじめがなくなったっていう例がいくつもある。そういう可能性を突き詰めたい。今回の講演タイトルに『WARAI NI NEGAI WOO』と冠した理由もそこにあります」

1時間半というボリュームをまったく感じさせなかった貴重なお言葉の数々は、お笑いやエンターテインメントという枠を越えて学生たちの胸に響いたはず。万雷の拍手が、その事実を物語っているかのようでした。


新たなインキュベーション施設で学生たちとガチンコトーク!

第2部の座談会は、今年10月20日にオープンしたばかりの「KINCUBA Basecamp」にて開催されました。


「KINCUBA Basecamp」外観

「KINCUBA Basecamp」は、近畿大学ベンチャー支援プログラム「KINCUBA」の一環で創設された、起業支援の取り組みを強化するためのインキュベーション施設です。会社設立時の登記住所としても使えて、打ち合わせやイベントスペースとしても24時間利用可能です。「起業」という同じ夢と志をもった仲間といつでも集うことができます。

「KINCUBA Basecamp」に集まったのは、起業を視野に入れる近大生約20名。学生の起業やご自身のここ最近の取り組みについて、より距離の近い空間で話を掘り下げる中から見えてきたものとは?

※KINCUBA(キンキュバ):令和4年(2022年)4月にスタートした起業支援プログラム。近畿大学生と大学院生、研究者らによる大学発ベンチャーの創出を目指し、ステージに応じた教育コンテンツの提供や人的ネットワークを活用し起業を支援。「KINCUBA」とは、KINDAIとINCUBATION(起業や事業の創出をサポートするサービス・活動のこと)を組み合わせた造語。


どうせ失敗するから、無理しなくていい。大﨑会長が考える「仕事の哲学」とは?




――学生が起業することについて、どのようにお考えですか?

学生の起業については「どんどんチャレンジしたらいい」という気持ちと、「無理はしなくてもええんちゃうかな?」という、相対する思いがありますね。私が吉本興業に入社したのは今から44年前ですが、そのころの吉本興業は社員が100人もおらず、ライバル企業にかなり引けを取る状態でした。お笑いはいわゆる「エンターテインメント」に該当しますが、エンタメというのは言うなれば虚業ですよね。直接世の中の役に立つ仕事でもないので、当時は「アホみたいな仕事」といわれることもありました。しかし、44年が経った今「吉本興業はコンテンツの塊だ」と皆さんがおっしゃいます。

10年くらい前までは「娯楽の代表」といえばテレビでしたよね。でもTwitterやYouTubeが流行って、TikTokができて、あっという間にエンタメの中心になってしまった。世間の声にせよ、コンテンツにせよ、世の中はすごいスピードで変わっていくから、今無理してまで頑張る必要はないんじゃないかというのが、私の考えです。

例えば、時間や空間を超えてコミュニティが作れる「メタバース」ってありますよね。同じようなものが、もしかしたら100年前や200年前にあったんじゃないか? 平安時代のお寺にも仏さんという崇拝の対象がいるから、時や地域を超えてコミュニティになってたんじゃないか? そういうことを想像したり勉強したりするのも、学生さんの本分じゃないかなと思うんです。

かたや、海外のGAFAに代表される巨大企業の創業者たちからは「大学時代の仲間と起業したけれど、学校には全然行ってなかった」なんてエピソードも聞きます。その人たちは、今やものすごいお金持ちになって、成功していますよね。彼らにとっては、勉強よりも起業が最優先事項だったんでしょう。
だから、学生時代に起業してもよし。起業しなくてもよし。それぞれに合ったペースで進んでいくべきだと、皆さんに伝えたかったんです。



仮に、皆さんが石焼きいも屋さんを起業したとします。まずは、さつまいもの仕入れ先を考えないといけませんよね。燃料は石炭にするか、ガスにするか、それとも電気にするか。ものが揃えば、次はマーケティングの話になります。このエリアには他にライバルの石焼きいも屋さんがいるから、うちの店だけの特色を作らないといけない。税金対策も考えないといけませんね。起業するならこういうふうに、とにかくいろんなことを考えないといけない。自分で考えて行動しなければならないという意味で、起業にはすごく意義があります。

ただ、何を商売にするにしても、そこまで気負わなくていい。だって、仕事ってどうせどこかで失敗するものですから。大切なのは失敗しないことじゃなくて、失敗したときに「なんでうまくいかなかったんだろう?」と振り返ることです。自慢じゃないけど、私は吉本に入社してから他のどの社員よりも、何倍も失敗しています。うまくいかなくても悩む必要はないし、自分の過ちから勉強することが何より大切です。



――失敗も含めた体験が糧になると。

そうですね。何年か前に、都市・地域再生プロデュースなどを行っている清水 義次(しみず よしつぐ)さんから「これからの時代、主要5教科は全体の勉強時間の2割で十分。残りの8割は、保健体育・技術家庭・美術・音楽などに割り振るべき。子どもたちがこれからの時代を生き抜く力をつけるためには、この割合がいい」というお話を聞きました。目から鱗が落ちましたね。

保健体育・技術家庭・美術・音楽は、座学ではなく体験を得る学び。私はこの話を「どんな体験で頭の体操をすべきか」という意味だと受け取りました。「経営」や「起業」も頭の体操にすごく役立つ体験です。体験によって、自分の心の声を聞く力を鍛えることができれば、それでいいんです。誰かと自分を比べる必要は、まったくありません。人と自分を比べるのではなく「私は何をしているときが幸せだろう?」「僕はなぜ働くんだろう?」と、自分の声を聞きながら働いてほしいです。


世界で2番目に小さい国の首相補佐官に、『ビリギャル』作者の実業家。多彩な人々と考える、大﨑会長の新ビジネス構想




――ここ最近の大﨑会長の仕事やビジョンについて教えてください。

私の周りにもいろんな事業をしている人がいて、一緒に動いています。例を挙げると、私の友人の和田 泰一(わだ たいいち)さんは、ニウエという世界で2番目に人口が少ない国で首相補佐官をしています。なぜそんな仕事をされているかというと、彼が実業家として世界中を飛び回っている中でニウエに魅了され、当時携帯もつながらなかったニウエ国内に初めて電波塔を建てたんです。しかも全部独学で、ネットで得た知識だけでその偉業を成し遂げた。本人は「簡単簡単!」なんて言っていましたけどね。その功績が評価されて、今やニウエの首相補佐官です。首相補佐官の他にも、ノルウェーの北極圏に日本食レストランを出店するなど、精力的に活動されています。

あとは、私のビジネスパートナーでもある坪田信貴(つぼた のぶたか)さんも色々な取り組みをされています。彼はノンフィクション作品『ビリギャル』(『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話』の略称)の著者で、今は「坪田塾」という学習塾の経営を始め、とにかくいろんな事業をしています。彼と和田さんと僕で、最近人工衛星を使った「宇宙葬」の話をしているんです。

私は40代のときに母を亡くし、とてもショックを受けました。メディアでは多く語らなかったけど、とにかく悲しくて、毎日母親のことを考えていました。そんなとき、知り合いの紹介でアメリカで活躍している占い師の先生に話を聞いていただく機会があったんです。母の私物をその方に見せたら「あなたのお母さんは天使になりました」と。その一言で不思議と私は救われました。

私は、自分の母が土の中の骨になってしまったのがすごく悲しかった。でも、天使になって空から見守ってくれていると思うと、心が晴れやかになりました。「宇宙葬」は、亡くなった方の骨が入った骨壷を人工衛星に積み、3年ほど地球の周りを飛行させるアイデアです。晴れの日も雨の日も、朝でも夜でも、空を見上げて故人とつながっている気持ちになれたら、残された方も救われるんじゃないかな。そんな企画を、先ほど名前を挙げたお二人と話しています。



皆さんの世代から刺激を受けることもあります。アイドルのプロデュースを構想する学生さんに話を聞いたことがあるのですが、今、海外で聴かれる日本の曲はいわゆるアニソンが多い。なので、初めからオリジナルキャラクターをもつアイドルグループを生み出して、キャラクター主軸のプロモーションとアニメの制作を行う。最終的には、アメリカのビルボードチャートで1位が取れるアイドルを発掘・育成したいそうです。

特に印象的だったのが、アイドルや歌手が歌う楽曲も昔とは全然作り方が変わっていること。シンガーソングライターは自分で作詞・作曲をするけど、それ以外の歌手が歌う曲の多くは分業で作られているそうです。AメロはAさんが、BメロはBさんが作る。作詞も10〜20人に依頼して1曲分の歌詞を制作する。音楽に限らず、ドラマなどもこういった作り方が世界的に一般化しつつあります。ただ、これがハリウッド作品だと売上が1000億や2000億の世界なので、みんなで売上を分割しても十分な金額になるけど、日本はどうしても世界から遅れを取っているので、何億も売り上げるような作品を作れる人は少ない。

昔とは楽曲の作り方が全然違うように、「世界では今、何が流行っているか」「どういった事業が行われているか」と、常に最先端の時代の空気を意識しないと、業界では生き残れません。その上で、小規模な事業でも自分ができることを工夫してやり抜けばいい。先ほども話しましたが、大切なのは足や手を動かして自分の頭で考えることです。野菜を作るとき、絶対に土いじりから始めますよね。このプロセスは農業に限らず、どんな事業でも同じです。大切なのは、まず自分の指を使って、土台となる土に触れることなんです。


まわり道での出会いを大切に。質疑応答で語られた、大﨑会長の人生観

淀みのない言葉で語られた大﨑会長の経営論。ここからは、学生と大﨑会長の質疑応答の様子をお届けします。



――父が会社を経営しています。事業継承を成功させるコツを教えてください。

農業のように、朝から夜まで365日働き詰めのお仕事なんかだと「自分の子どもに仕事を継いでくれなんて頼めない」とおっしゃる事業者さんも多いです。ご自身が大変な思いをした分、ハードな仕事をお子さんに任せるのは気が引けるんでしょうね。

家業を継ぐ上で一番大切なのは、親御さんが今までどんな工夫や苦労をしてきたか、ご本人の口から時間をかけて話を聞くことです。あと、子どものときの体験は生涯に影響するものだから、自分の子ども時代の話なんかも、時間があるときにゆっくり聞いてみてください。

――メタバースなどの最先端技術がもたらす可能性について、どうお考えですか?

メタバースにかかわらず、科学や技術の進歩は人がより自由に、より幸せになることにつながっていると思います。ただ、使い方を誤るとよくないです。例えば、富士山を登るのにエスカレーターを使ったら楽ちんだけど、それって幸せじゃないですよね。自分の足でぐるぐる迂回していろんなものを見つける。滑ったり転んだりしながら、ちっちゃな花を見つけて、蜂の巣を見つけて登る方が幸せなんじゃないか。最先端の技術ですぐ目的地に辿り着くのもいいけれど、道草をしても、間違えた道を歩いても、その道だけで得られる出会いが必ずありますから。

――学業と並行してお店を経営しています。プロモーションのために情報を発信したいけど、今はいろんな媒体があって飽和状態だと感じます。どんな媒体を利用すればいいでしょうか?

お笑いや演芸は、古くは河原にござを敷いて公演していました。時代が進むにつれ、まず劇場ができて、次にテレビができてネットができて、今はYouTubeやTikTokが市場を席巻している。私も、世の中がすごく変わってきたのを肌で感じています。その上でターゲットに情報を届けたいのなら、メディアの特性を細かく分析して、どのメディアが一番自社商品に合うかマーケティングの勉強をすべきですね。吉本でいえば、テレビが衰退していくであろう時代にどうすべきかを考え、今から十数年前にGoogle社と契約して事業を始めました。

とはいえ、私はプライベートではメールしたり、YouTubeで猫の動画を見ることぐらいしかできない。新しいものを使いこなせる若い人たちは、大人のアドバイスなんて聞かずにやりたいことをやったらええんちゃうかな。今の若い人たちは真面目で純粋なイメージがあるけど、視点を変えて反骨的になってもええと思います。


自分だけの幸せを胸に頑張る。大﨑会長から、学生たちへメッセージ




最後に、大﨑会長から学生たちにメッセージがおくられました。

皆さんは今「近畿大学」というプールの中で、一生懸命泳いでいる状態です。クロールや平泳ぎ、背泳ぎなどを習って「次はこうしなさい」という先生の指示を待って泳いでいる。でも、プールを出たら目の前には大きな海があって、皆さんは砂浜に立たされるんです。海に入るときも、走って飛び込む人もいれば、ゆっくり歩いて入っていく人、怯えて慎重になる人、いろんな人がいる。いざ海に入ると、急に足がすくわれたり、水を飲んでしょっぱい思いをしたり、プールで習ったことが役立たない場面もたくさんあります。

でも、どんな困難な場面でも「自分にとって幸せとは○○だ」という信念があれば、きっと広い海を泳ぎ切れるはずです。考えは人それぞれだから、誰かと比べる必要はない。自分だけの幸せを追って、頑張ってください。


文:渡辺あや
写真:平野明
編集:人間編集部
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