2020.04.24
自粛期間どう過ごしてる?新入生・就活生・留学生……みんなに聞いたコロナ禍の「いま」
- Kindai Picks編集部
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、近畿大学では2020年4月3日からゴールデンウィークが明ける5月6日まで学生の立ち入りを原則禁止としました。いま大学は、学生みんなに自宅や下宿先に留まり、外出を控えるよう呼びかけています。自粛期間を学生たちはどんなふうに過ごしているのでしょうか? Kindai Picks学生ライターが、新入生・就活生・留学生、それぞれに話を聞きました。
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総合社会学部3年の菊池諒也(きくち りょうや)です!
ビデオ会議ツール「Zoom」の画面越しにこんにちは。自宅から失礼します。
新型コロナウイルス、本当に本当に大変ですよね。
恐ろしいスピードで感染が広がり、国内初の緊急事態宣言が発出され自粛を強いられるなど、国民生活にとても大きな影響が出ています。
近畿大学でも、5月6日まで大学構内への立ち入りが禁止され、卒業式や入学式がWEBでの開催になったり、前期の授業はオンラインになるなど、その影響を身近に感じ、先が見えない不安を抱いています。
この自粛期間中、みんなはどんなふうに過ごしているんだろう。
今回、新入生・就活生・留学生と、立場の違う5人に「Zoom」を用いてインタビューをおこないました。不安を感じているのはきっと、私だけではないはずですし、それぞれが家でできることをどんなふうに取り組んでいるのでしょうか。自粛期間の「リアルな学生生活」を紹介します。
ケース1:「つんく♂さんの助言で毎日予定を立てる」新入生・服部さん
文芸学部文化デザイン学科1年生の服部優さん
服部さんは、自粛期間中はどこで過ごしているんですか?
実家は広島県なんですが、祖父母も同居しているため、万が一のことを考えて帰省せずに下宿先で自粛期間を過ごしています。自炊をしなければいけないけれど、外出もしづらい環境なので困っていて。週に1回程度、実家から届く仕送りの食材を使って料理をしています!
仕送りは嬉しいですよね。近大へ進学を決めたきっかけはなんだったんですか?
近畿大学は、本当に入りたかった大学なんです。きっかけは高校生の時、オープンキャンパスで文芸学部文化デザイン学科の西野教授に出会ったこと。当時、故郷である福山市の魅力をもっとPRできたらなと考えていたので、西野教授の体験型のプロジェクトを街や商品のPRに掛け合わせる取り組みに感銘を受けたんですよね。正式に入学を決めたあとは、念願だったKINDAI GIRLSにも加入できました。ですが、すごく楽しみにしていた入学式でのパフォーマンスが録画映像での配信となってしまって、正直泣いちゃいました……。
悲しい……。
自粛期間中はどんなスケジュールで過ごしているんですか?
いまは家でできることを少しずつやっています。入学式でつんく♂さんが「毎日のスケジュールを立てよう」とお話ししていたので、私も毎日、1日の予定を立ててこなせたものからチェックを入れるようにしています。朝は7時には起きること、筋トレをすること、午前中の間に家事は終わらせること……など気をつけています。
すばらしいですね……!
あとは「好きなことを勉強しよう」と、日本化粧品検定の自主学習にも力を入れています。もともとお化粧に興味があったので、参考書を読みながら、成分表を暗記したり実際にメイク方法を自分で試したりしています。化粧をすると気分転換にもなりますし。
勉強と気分転換を両立できるのはいいですね。
勉強でいうと、英語の勉強もしています。単語を覚えるだけだと飽きてしまうので、洋楽やディズニー映画の歌を和訳しているんです。とくにディズニー映画は、原曲と吹き替えの曲で歌詞の意味が全然違うこともある。「本来はこんな意味の歌なんだ!」と、毎日発見がありますね。
なるほど……!
これもつんく♂さんの受け売りなのですが、時間がたっぷりあるので映画もなるべく1日1本観るようにして、その感想を書くようにしています。最近観たのは『バーレスク』や『フォールフラワー』。女の子が成長する物語が好きですね。
大学が始まったら、やってみたいことはありますか?
KINDAI GIRLSの先輩たちがLINEグループで励ましてくれたり、Twitter上で同級生とのコミュニケーションが取れたり、不安な中でも助かっている部分がたくさんあるんですよね。だからそんな先輩や同級生と会ってお話ししたいし、お礼の言葉も伝えたい。メイクを研究するサークルや、ダンスサークルなど興味のあるサークルも回ってみたいですね。
ちなみに、いま見せてくれている絵は一体……?
この絵ですか? これはより黄金比にメイクで近づけるよう、自分の顔のパーツの比率を計った図ですね……絵はあんまり得意じゃないんです(笑)。
ケース2:「薬学部の課題とあのドラマに夢中」新入生・チャンさん
薬学部創薬学科1年生のライアン・チャンさん
よろしくお願いします!チャンさんは薬学部に入学したんですね。
はい。僕は中国系アメリカ人で、留学生枠ではなく一般入試で薬学部に新入生として入学しました。2019年から日本に来て、日本語の勉強をしながら一般入試を受けた形になります。
学部から何か課題などは出ていますか?
薬学部からはレポート課題が出ているので、いまはそれに取り組んでいます。自習は主に夜の時間ですね。
いまのコロナの状況を受けて、どう感じていますか?
4年間、あるいは大学院までの進学を含めると6年間、近畿大学で過ごすことを楽しみにしていたのに、新型コロナウイルスのせいでいまのように在宅になってしまい悔しいです。ただ、その中でも、なんとか同級生の友達もできました。
友達ができたんですね!それはよかった。なにで同級生と繋がったんでしょう。
主にInstagramで繋がって、話すのはLINEです。みんなそれぞれで繋がった友達をLINEグループに加えていって、いまLINEグループは20人くらいいますね。その中でとくに仲のいい友達と、毎日20時にオンラインで自習しています。LINEで通話やテレビ電話をしながら、わからないところを教えあったりして。顔がわからない人も何人かいますが、相談しあいながら履修登録も無事にできました。
勉強以外の暮らしはどうでしょう?息抜きとか、趣味とかありますか。
勉強以外に家でしていることは、数年前に始めた趣味のギターですね。自由な時間が多いので、前よりももっと練習時間が増えました!校内に入れるようになったら、軽音楽部ものぞいてみたいなと思っています。
あと、お笑い芸人が好きでよく動画配信サイトで見ていますね。ジャルジャルがめっちゃ好きです! 毎日ネタ動画を上げてくれるんですが、それが楽しみです。あとは陣内智則さんとか、さらば青春の光、東京03とかも好きです……!
めちゃくちゃ詳しいじゃないですか!
あとハマっているのが、ドラマの『ミナミの帝王』!友達から教えてもらったんですが、あのコテコテの関西弁がクセになりますね(笑)。
まさかすぎる!日本人でも若い人は知らない人も多いドラマですよ(笑)!
学校が始まったら、楽しみにしていることを教えてください。
僕は自炊が苦手なので、コンビニ弁当ばかり食べていて。だから、まずは学食に行ってみたいですね。あとはサークル活動も積極的にしてみたい。軽音楽部以外にも気になるサークルがいくつかあるんです。
近畿大学のサークルはものすごい数がありますからね。
薬学部は植物園を有していて、そこで漢方になりえる植物を研究しているサークルがあるみたいなんですよね。お笑い芸人も好きなので、落研にも興味があります。あとは、まだ会ったことのない友達に会えるのが楽しみですね。みんな家で我慢していると思うので「学校が始まったら楽しく遊ぼうな!」と、伝えたいです。
ケース3:「モスクワ市教大の課題と日本文学に取り組む」留学生・ダリアさん
交換留学生のダリア・ブドケビッチさん
ダリアさん、こんにちは。まずは近畿大学に入学した経緯を教えてください!
近畿大学の「Summer exchange program2020」というプログラムで、モスクワ市立教育大学から期間限定で交換留学しています。今は日本で一人暮らしをしていますが、新型コロナウイルスの感染は故郷のロシアでも広がっていますし、街もロックダウンしていて、外出にはカードの携帯が必要だったりと対応の厳しさは日本以上です。モスクワの両親は日本の方が安全だと思っているのではないでしょうか。
そうなんですね。ご両親と連絡は取っていますか?
毎日両親とは連絡を取っています。故郷の友達とも頻繁に「そっちはどう?」とコミュニケーションを取っていますね。
自粛期間中に、哲学についての本を読んでいる
いま家ではどういった学習に取り組んでいますか?
近畿大学の学生でもあるのですが、故郷のモスクワ市立教育大学にも学籍を置いていて、そちらの学生でもあるんです。日本とロシアは学期の区切りが違うため、いまは家で過ごしていますが、外出自粛というよりも夏におこなわれるモスクワ市教大の課題のために、家にこもって勉強しています。
大学を二つ掛け持ちしているんですね!すごく忙しそうです……!
大学が立ち入り禁止になる前に、校内で友人と
ちなみに、日本ではどんな学問に取り組む予定ですか?
近畿大学では、日本語はもちろんですが日本文化や日本文学も学びたいと考えています。本当は、この春休みの期間を利用して京都や奈良など、歴史的建造物がたくさんある場所に足を運びたかったのですが、外出ができず残念です。一緒に近畿大学に来た友人にすら会えていないので仕方がありませんね……。
桜の時期、寺社仏閣は観光シーズンですもんね。来年はぜひ!
ありがとうございます。「わびさび」の概念にとても興味があるので、感染拡大が落ち着いたら、今度こそ日本文学の礎になった場所に行きたいです。
ケース4:「未曾有の事態なのは就活生も会社も一緒」就活生・寺嶋さん
国際学部国際学科グローバル専攻4年の寺嶋優奈さん
続いては4年生の寺嶋さんに就活生の目線でお話ししてもらいます。よろしくお願いします!
よろしくお願いします。現在、就職活動中です。コロナの影響はもちろん就職活動の場にもかなり影響が出ていますね。3月頭の会社説明会は、席を離すとか、参加人数を絞るなどしてギリギリ対面で実施されていましたが、それ以降は軒並み中止。
「軒並み」ですか!中止の代わりに、なにか対応はなされたんでしょうか。
そうですね。多くは「Zoom」などを使った遠隔でのWeb説明会に切り替わっています。まだ就職活動全体のスケジュールとしては説明会が多い時期なのですが、今後はWebでの面接もどんどん増えてくると思います。私も先日1件、遠隔での面接がありました。
それはよかったです。いま、家ではどんなふうに過ごしていますか?
Web説明会を申し込んだり、自己分析にじっくり時間をとってエントリーシートの作成に役立てるなど、いまの自粛期間を利用して自分なりにできることを一つずつやっています。感染が拡大し始めたときは焦りましたが、思ったよりも多くの企業が迅速にWeb上で採用の場を設けてくれるなど対応してくれているので助かりました。
近大は就職支援のキャリアセンターも充実していますよね。
はい。キャリアセンターもWebで対応してくれているので、積極的に面接練習などで、活用していこうと思います。
お友達とはどんな話をしますか?
同級生の友達とは「予定がめちゃくちゃ狂ったね〜」と話していますが、結局、やることをやるしかないですしね。未曾有の事態は私たち就活生はもちろん、採用する企業側にとっても同じだと思うんです。不安に思っているのは自分だけじゃないと考え、なるべく前向きに物事を捉えるようにしています。
すごく冷静に状況を判断していてカッコいい……。ところで、WEB上の面接や説明会ってどんな感じなんですか?
ちゃんと説明会や面接の場ではリクルートスーツを着て、身だしなみを整えて受けています。
へー!ちゃんとスーツを着るんですね。着替える手間はありますが、ギリギリまで別のことができるのはいい点かもしれませんね。
そうなんです。スケジュールも融通が効くし、交通費などの移動にかかる出費がなくなったのはありがたいですね。大変な点というと……あんまり生活感がある部屋で動画を繋げるのはよくないなとか、逆光の位置にPCを置いて企業側に顔が見えにくくなるのはいい印象じゃないなとか、Web上での就職活動だからこそ考慮しないといけない点があることでしょうか。
なるほど!
あと、対面での面接では「相手の目を見て話せ」というのが常識ですが、遠隔での面接の場合にどこを見るのがいいのかな……と戸惑うこともあります(笑)。
息抜きはなにをしていますか?
私は友達とLINEなどで話をすることで息抜きしていますね。こういう状況になって、「誰かと話すこと」って本当に大切だなと思うようになりました。また、本を読んだり、映画を見たり、インプットの時間も大切にしています。面接は自分のことを相手に伝えるアウトプットの場ですが、うまくそれができるには知識や情報を取り入れることがなにより大切だと思うんです。
そうですよね。僕も時間がある時にこそ有効に情報をインプットしたいなと思います。
時間があるので、たくさん本を読めているというのはありますね。本来は説明会や面接に向かうまでの移動時間も、勉強の時間にしているので。いまこうしてたくさん本を読んでいることは、就職活動が終わっても人生に活きてくると思います。
最後に、この感染拡大が落ち着いたらなにをしたいですか?
今後どうなるかはまだわかりませんが、今年で学生生活も最後。早く普通の日常に戻って、友達と卒業旅行にはいきたいです!
ケース5:「アメリカで卒論をしながら『あつ森』で友達に会う」留学生・コートニーさん
総合社会学部・心理系専攻4年生のガノラス・コートニーさん
コートニーさん、よろしくお願いします。ひょっとして、いまアメリカですか?なんだか背景が外国っぽいような。
そうなんですよ。私はいま、メリーランド州にある実家にいます。新学期が始まっても日本にいないのには理由がありまして。今年の2月半ばに故郷が台風の被害を受けたんです。私の実家も台風が直撃して、屋根が飛んでしまうなど大きく被災しました。
ええー!?
本当に大変でした……。うちは母子家庭なので、母のサポートをするために一時帰国をしたんです。その時はまだ感染もそこまで大きくなかったんですよね。ところが、どんどん感染が広がっていき、海外に出られなくなりました。本当は3月の20日前後に日本に戻る予定だったんですが……。
もういまは世界中で、他国への移動は制限されてますよね。じゃあアメリカで近大の勉強をして過ごしているんでしょうか。
はい。いまは、家で卒業論文の執筆に取り組んでいます。あとは料理など母のサポートですね。母は管理職の看護師としてこの情勢下でがんばっています。
なるほど。でもWEB授業ならアメリカからでも受講ができますね。時差の問題はありますが・・・。看護師さん!相当ご苦労されているんでしょうね……。いまコートニーさんがそばにいてあげられてよかったですね。
台風で被災して、落ち着かないうちにこのコロナ禍で、母の精神的負担も相当だと思います。結果的にではありますが、故郷に滞在して母と一緒にいられるのは不幸中の幸いですね。でも、母は自分の方がものすごく大変なのに「あなたは大丈夫よ」と常に私のことをフォローしてくれるんです。本当に誇らしい母です。
アメリカのロックダウンの様子ってどんな感じなんでしょう?
アメリカは罰則規定つきで感染予防の策が取られています。街のお店は一部のファーストフード店をのぞいて全て閉店。ウーバーイーツなど宅配サービスに切り替えているところもあります。小学校から高校までは全て休校しています。そもそも私の暮らす街はメリーランド州でも田舎の方なので、落ち着いた街なのですが、いまは本当に「死に絶えている」みたいです……。
すごい、人が全然いないし、お店もぜんぶシャッターが降りてる……。これってアメリカ国土全域でここまで規制がかかっているんですか?
いえ、アメリカの待機命令は州ごとに知事が出しているので、ルールの足並みが州ごとにばらついているという問題があります。こっちの州では感染者が減ってきているけど、隣の州では感染拡大……ということも。東海岸にある人口の多いメリーランド州、バージニア州と首都のワシントンDCが、州の垣根を越えた政策をうち出そうとしています。
国が違えばまた問題も違うんですね。素朴な疑問ですが、アメリカの人ってマスクしないイメージがあるんですよね……。日本ではマスクの買い占めが問題になっているんですが、アメリカではどうでしょう。
日本と同じく、アメリカでも買い占め騒動は発生しています。もともと日本と違い、予防の目的でマスクを着用する習慣もありませんでしたし。みんな必要にかられて一時はドラッグストアに殺到していました。これから暖かくなるにつれ、本格的に台風のシーズンがやってきます。より買い占めや溜め込みに拍車がかかるのではないかと不安ですね。
日本でも夏になるにつれゲリラ豪雨が増えてくるので心配だ……。楽しい話題をしよう!コートニーさんの息抜き方法はなんですか?
勉強以外の家での過ごし方は、Nintendo Switchで『あつまれ!どうぶつの森』をプレイしています。時差はありますが、日本にいる友達ともゲームの中で会って話せるのが嬉しいですね。
でた、『あつ森』!みんなの自宅おこもりのオアシスだ……。
また、読書もたくさんしています。大ハマりしているのが『十二国記』という中国風ファンタジー小説のシリーズ。アメリカに帰国する直前に、18年ぶりに最新刊が出たので購入してきました。読むのが楽しみすぎて、いまシリーズの1巻から読み直しています。
楽しいことも見つけながら過ごしているんですね。よかったです。コートニーさんは4年生ですが、卒業後のことは考えていますか?
就職は日本でしたいと考えています。去年はインターンシップにも積極的に参加し、外国人留学生と企業をマッチングするサービスも利用し始めました。とはいえ、今後どんな世の中になるか検討もつきません。もちろん日本での就職を第一に考えつつ、母国での就職も視野に入れておかなければと思いますね。
みんな工夫や努力をして、自粛期間を有意義に過ごしていた……!
みなさん、予想以上に状況を冷静に判断して、各々で工夫や努力をして過ごしていました!自主学習はもちろん、読書や映画鑑賞、ゲームを使ってのコミュニケーションなど、真似したいと思う暮らし方がたくさん聞けました!
ちなみに私自身は、自粛期間にできることとして、同じ学部に通う友達と共に「クリ家ティブ」という企画を立ち上げました。家で過ごす時間が楽しくなるアイデアや発想をTwitterに投稿したり、リツイートをして少しでも自宅時間を有意義に過ごしてほしいというサービスです。
【no.007 おうちルーレット】
— クリ家ティブ (@Cr_ie_tive) April 16, 2020
タップするとルーレットが止まります!普段しないけど、家でやってみたいことを10個集めました!あなたのいつもの毎日に、ひと味違うステキな時間を!#クリ家ティブ #想像力で世界を救え#家で一緒にやってみよう #おうち時間#うちで過ごそう pic.twitter.com/lpyQlyikIs
もちろん新型コロナウイルスは恐ろしいですし、いままで体験したことのない事態に戸惑うことばかりです。しかし、だからこそ「自分にはなにができるか」「この時間をどう使うべきか」を考え、この事態だからこそ生まれる新しい価値に柔軟に対応していきたいですね。
ヨーロッパやアメリカはもちろんですが、日本でも日に日に感染者は増えています。何週間も自粛が続くと「ちょっとくらい外で遊んでもいいのでは……?」と思い始めてしまいそう。しかし、いまこそ外に出ないことが大切です。手洗い・うがい・マスクの着用を徹底して、外出は最低限に抑えつつ、学生たちの取り組みを参考に、みなさんも自粛期間を少しでもポジティブに過ごしてください!
(おわり)
取材・文:平山靖子(おかん)
企画・編集:人間編集部
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