2016.02.29
尼川元気さん(Ba.)は近大卒! flumpool特別インタビュー
- Kindai Picks編集部
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約3年半ぶりのオリジナルフルアルバムリリース、2年ぶりの全国ツアー開催を発表した4人組ロックバンド「flumpool(フランプール)」。ボーカルの山村隆太さんとベースの尼川元気さんは近畿大学附属高等学校の出身で、尼川さんはその後、近畿大学経営学部を卒業しました。
ラジオFM802「ROCK KIDS 802 -OCHIKEN Goes ON!!」の公開収録のため、近畿大学附属高等学校を訪れたflumpoolにインタビュー!
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近大附属高の応接室でインタビュー
――久しぶりに母校を訪れた印象は?
山村 近大附属高に来るのは卒業式以来なので、15年ぶりくらいですね。
僕らが通っていた頃から、ビルみたいな立派な校舎で設備も整っていて受験するときも人気があったけど、さらにパワーアップしていますね。
尼川 グラウンドも工事してるけど、全面人工芝になると聞いて驚いています。
山村 黒板もホワイトボードになってるし、iPadを使って授業してるんでしょう。もともと進んでる高校っていうイメージがあったけど、どんどん先にいってるなと。
尼川 全員がiPadを持ってるの? 僕らの頃は携帯電話を持ってきてるのが見つかったら、先生に没収されて解約するまで返してもらえなかったのに(笑)。今はフリーWiFi完備とか、すごいね。
――尼川さんは大学も近畿大学ですよね。
尼川 経営学部商学科卒です。大学時代が一番楽しかったな。一緒に音楽やってて一緒に東京に出た友達もいるし、今も結構大学の友達と遊んでますよ。
阪井 毎日楽しそうにしてて、うらやましかったな。
山村 みんなで近大の文化祭に遊びに行ったよね。
尼川 今は、東京のニュースでも普通に近大マグロの話題が出てくる。近大の研究力が凄いなんて言われるとやっぱり嬉しいですね。
――近大の周りで思い出の場所はありますか。
尼川 駅から西門まで「近大通り」って呼ばれる商店街があって、「焼きマン」っていう近大生がよく食べに行く店があるんですよ。あとは、うどん屋の「御用」もよく行ってましたね。当時はかやくご飯定食が480円で食べられて、出汁のきいたうどんがすごくうまいんです。
インタビューに答える山村さん(左)と尼川さん(右)
――3月16日にニューアルバム『EGG』をリリースされるそうですね。
阪井 アルバムをリリースするのは3年半ぶりなんですけど、これまでflumpoolを聴いてくださってる方は、「変わったな」っていう感想を持つんじゃないかと思います。
前作のシングル『夜は眠れるかい?』あたりから、いい意味で振り切れた感じがあって。僕らの本音が詰まったアルバムになっています。
小倉 今まで以上にロックなアルバムになったと思います。flumpoolに今まであったきらびやかなイメージに落ち着きが加わった感じがありますね。
尼川 今までのflumpoolが、間口が広くてかつ心に残る音楽みたいなところをめざしていたとすれば、今回のアルバムはすごく刹那的なんですよね。flumpoolが苦手な人ほど聴いてほしいというか。高校生や大学生くらいの世代にはちょうど合うかも。
山村 そもそも若い子はどんなときに音楽を聴くんだろうっていうのがあって。今は時間があったらインターネットでゲームをするとか、映画を見るとか何でもできるじゃないですか。そんなふうにいろんな選択肢があるなかで音楽を選ぶっていうのは、何かに苦しんだり、悲しんだりしているときなんじゃないかって僕は思うんですよ。本当に悩んで誰かの言葉が欲しいときに音楽が必要なんじゃないかと。
だから今回のアルバムは、そういう辛いときにflumpoolの音楽を選んでくれた人と本音で語り合いたいと思って作りました。普段あんまり言えない言葉とか、伝えたいのに伝わらない言葉とか、例えば小さな恋心だっていいし、そういう言葉と向き合って自分の感情をちゃんと外に出していこう、そんな思いを込めました。
高校生や大学生の頃って思い悩むことが多いと思うし、実際僕もそうだったんで、このアルバムを聴いて少しでも気持ちが軽くなってくれたらいいなと思います。
ラジオ公開収録の様子
3月16日、オリジナルフルアルバム「EGG」リリース! →詳細はこちら
flumpool 7th tour 2016「WHAT ABOUT EGGS?」開催! →詳細はこちら
【Biography】
2008年10月、山村隆太(Vo.)・阪井一生(Gt.)・尼川元気(Ba.)・小倉誠司(Dr.)の四人でflumpoolデビュー。山村、尼川は近畿大学附属高等学校卒業。尼川は近畿大学経営学部卒業。
デビューDOWNLOADシングル『花になれ』はau「LISMO!」CMソングに抜擢され、10日間で100万DLを突破するなど大きな話題となり、デビュータイミングにその名を全国に響き渡らせた。2009年には第60回NHK紅白歌合戦に初出場し、3年連続で出場する。映画「君に届け」の同名主題歌『君に届け』などヒット曲多数。2015年8月には地元大阪・大泉緑地にて初となる単独野外LIVE『flumpool 真夏の野外★LIVE 2015「FOR ROOTS」 ~オオサカ・フィールズ・フォーエバー~』を開催。2日間で3万5000人を動員し、大成功を収める。昨年末には、横浜アリーナにて初の単独カウントダウンライブを開催した。
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