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冬休みは一人旅がオススメ!青春18きっぷで行く、九州温泉巡り

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Kindai Picks編集部

2018.12.22

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在学生
学生ライター
コラム

大学生の冬休みといえば、人生において貴重な長期休暇ですよね。僕は、そんな大学生ならではの休暇を利用して、いつも一人旅に出かけています。とはいえ、旅慣れしていない方には一人旅ってハードルが高いのでは?と、思われがち。そこで今回は、去年の冬休みに特別企画乗車券「青春18きっぷ」を使って訪れた、九州の温泉地帯の一人旅を、ご紹介していきたい思います!



こんにちは、福岡在住、近畿大学産業理工学部3年の有冨優雅です。

学生も社会人の皆さんも、もうすぐ待ちに待った冬休み! でも、毎年「今年もずっと家にいたなあ……」と、最終日にガッカリしている方も多いのでは?
「今年こそは充実した冬休みを過ごしたい!」という方に、おすすめなのが一人旅です!

友人や家族と旅行するのも楽しいですが、予定を合わせないといけない、自由に行動できないなどのデメリットがあります。ですが一人旅なら、誰かと予定を合わせる必要もなく、自由に行動できます。そう、一人旅とは誰にも縛られず気ままに楽しめます!

しかし、「そんなに気軽に行けるの?」「お金はどうするの?」なんて不安がある方もいらっしゃるでしょう。そんなときの強い味方が、「青春18きっぷ」です!


そもそも青春18きっぷとは?




先ほど、青春18きっぷを使ったら気軽に一人旅が楽しめると言いましたが、簡単に言うと、青春18きっぷとは、全国のJR線の普通列車が1日乗り放題になる切符です。1枚で5日使用でき、1日あたり2,370円で利用できます。

めちゃくちゃ魅力的な切符だと思いませんか?

普通の切符だと乗り放題ではないので、途中下車はできません。せっかくの自由気ままな一人旅。青春18きっぷを使えば、「あ、ここ見てみたいな」と思いついた駅で自由に途中下車ができるんです!

また、乗り放題なので「ここまでしか行けない」「もう少し乗っていたかったな」という心残りができる懸念もありません!なのに、1日2,370円。懐事情の寂しい大学生にこれほど有難い切符はないですよね。

そんな青春18きっぷ、冬季の発売期間は

販売期間:2018年12月1日~12月31日
利用期間:2018年12月10日~2019年1月10日

というわけで、去年僕が行ってめちゃくちゃ楽しかった、青春18きっぷ旅を紹介していきたいと思います!

ちなみに、Kindai Picksには、青春18きっぷについて詳しく書かれた記事があるので、時間があればそちらもご覧ください。
▼関連記事 シーズン到来! 青春18きっぷで行く鉄道旅行のススメ!


旅の計画を立てて、準備しよう!



まずは、行きたい場所を決めるのが大切。どんな場所へ行こうか考えているときに、九州は数多くの人気温泉があり、多くの外国人が温泉目当てで日本旅行に訪れていると知りました。めちゃくちゃ温泉好きなのに、九州の温泉にはあまり行ったことがない……。

というわけで、目的地は九州の温泉に決定!行きたい温泉を4つまで絞って、九州から大分までをゆっくり旅するプランを立てました。



1.福岡県:湯乃禅の里
福岡市と小倉地区の真ん中に位置する福岡県の「湯乃禅の里」。60年の歴史がある老舗の温泉施設で、多種多様な露天風呂が国内外を問わず人気だそうです。

2.大分県:日田温泉琴ひら温泉
大分県日田市にある「日田温泉琴ひら温泉」。和を感じさせる、情緒ある町として観光客が多く集う日田市内にありながら、自然あふれるロケーションが人気の温泉なんだそう。

3.宮崎県:極楽温泉
その昔、日本の初代天皇といわれる神武天皇が体を清めたとされる、格式高い名泉です。保温効果が高い含鉄泉を使用している温泉なので、寒い冬にぴったりのスポットです。

4.熊本県:湯の里 玉名温泉
かつては「立願寺温泉」と呼ばれ、なんと1300年もの間、地元の人々の間で湯の里として愛される温泉なんだそう!お肌への刺激が少ない、中性〜弱アルカリ性の単純温泉を使った入浴施設で、お肌が弱い女性や小さいお子さんにも人気だそうです。

しかし、あまり計画をガッチリ固めすぎると、時間に縛られすぎてしまうので、それ以上は決めずに行くことに。


事前に費用を計算しておこう

簡単に旅に行ける!と言ったものの予算の計画は大切。というわけで5日間の予算を事前に計算しました。

気になる合計は……!
交通費・・・21,850円(青春18きっぷ代+バス代+タクシー代)
宿泊費・・・24,000円(1日約6,000円✖️4日分)
入浴料・・・2550円
食事代・・・15,000円(5日分)
土産代・・・5,000円
予備費用・・・5,000円
計・・・73,400円


7万円って大金!って思うかもしれませんが、交通費・食費込の5日間の旅と考えてみれば決して高くないんですよ。新幹線を利用したらそれだけで数万円ですからね!

旅の持ち物は必要最低限がベター



僕は旅行にはいつも必要最低限のモノしか持って行きません。

中身は
・5日分の服
・スマホ
・モバイルバッテリー
・財布
・イヤホン
・スマホ、モバイルバッテリーの充電器
・折り畳み傘
・ビニール袋


以上です。

え、これだけ?と思うでしょうが、なるべく身軽で行くのが僕のスタイルなので、洋服も最低限。


1日目に目指すは福岡!いざ出発!


1日目の行き先は福岡の「湯乃禅の里」です。

大学の最寄駅である新飯塚駅を出発

まずは駅で青春18きっぷを購入します。どこにでも行けるという切符を手に入れると、普通の切符では味わえないウキウキ感があるんですよね。



こういう普段見ない光景って、旅っぽくていいんですよね。途中からは列車がないのでバス移動になりますが、ローカルな電車とバスを乗り継いで目的地を目指してこそ、一人旅は楽しいものです。

田舎の景色に癒されていると、あっという間に……


目的地、湯乃禅の里に到着!



田舎の温泉街という感じが堪りません。温泉以外にも、食事や史跡巡りも楽しめる観光スポットとして有名です。

湯乃禅の里はなんといっても、男女合わせて10種類もの数を誇る露天温泉が自慢!男湯にある「庄助の湯」という温泉は、高さ150センチの大きな酒樽から温泉が湧き出ている、他にはない楽しいお風呂で、おひとりさま1杯まで一合升をお風呂に浮かべて「温泉酒」が堪能できます。

女湯には、「三十六歌仙の湯」という大きな三十六歌仙の絵をゆったり温泉に浸かりながら見ることができる温泉などがあります。

男湯は水風呂まで広々とした露天風呂で、とても心地よく過ごすことができました。桜の季節は満開の桜の木々を見ながら温泉に入れるそうで、温泉につかりながらの花見酒なんて最高のシチュエーションが楽しめそう。絶対再訪したい温泉です!

せっかくの旅なので、食事も豪華にいきたい!
というわけで……。



僕が食したのは、一番人気と勧められた1,200円の「湯の花御前」。地産の食材を使った煮物や天ぷら、茶碗蒸しなど美味しい料理に大満足。

食事を終えたあとは、バスと列車を乗り継いで大分へ移動。宿についたところで1日目の旅は終了。


2日目の目的地は大分の日田温泉琴ひら温泉!


2日目は、大分の日田温泉琴ひら温泉へと向かいます。前日までの好天とは打って変わって、朝から外はどしゃぶり……。あいにくの天気ですが、そういうトラブルも旅にはつきものです!

悪天候の場合はタクシー利用もアリですが、せっかくなので、電車とバスを乗り継いで、目的地に向かいました。



温泉のすぐそばには、焼きそば屋や蕎麦屋があります。通りすがりの人から「蕎麦屋に行けば温泉入湯券がもらえるんだよ」という情報をゲット。まずは、腹ごしらえをすることにしました。



ここでは「九重産合鴨そぼろ弁当とおそば」という、年配の方に人気のセットを注文。その他にも、「黒毛和牛しぐれ煮弁当とおそば」や「季節の天丼弁当とおそば」が人気なようです。お会計時にお釣りと合わせて、温泉入浴券をゲットしました。

そして、いよいよ温泉です!

温泉は、周囲を山に囲まれ、温泉のすぐ近くを高瀬川が流れる自然いっぱいの空間は癒し効果抜群。川のせせらぎを聞きながらつかる温泉はまた格別でした。
上流と下流、高低差がある場所に作られたふたつの湯舟はそれぞれ違った景色が望めます。

「雨の中、露天風呂が楽しめるかな……」と不安でいっぱいでしたが、露天風呂の上には大きな屋根が!悪天候に関係なくお風呂が楽しめる設備、滞在期間が限られている旅行中の身にはとてもありがたいです。

自然に囲まれたロケーションで、非日常感を味わうことができました!

温泉にゆっくり浸かったら、明日に向け宮崎へ移動を開始!移動距離こそ長かったものの、無事に宮崎県の宿に到着できました。


3日目は大自然が広がる、宮崎の旅!


3日目は、宮崎の極楽温泉 匠の湯へ向かいます!温泉地の周りには大自然が広がっています!



何もない、でも、それがいい!

しかし、これだけなにもないと、目印になるものもなく少し道に迷ってしまいました……。通りがかりの地元の方に道を尋ねると、皆さん本当に親切に道案内をしてくださり、無事目的地に到着することができました。



温泉の目印は大きな水車。写真映えもしますので旅行に行った時には、ぜひここで記念写真を!



まるでタイムスリップしてしまったのかと錯覚するような原風景……! 実は、ここの温泉、なんと30トンの大きな石から作った石風呂があるのです!それをお目当てに、全国から多くの観光客が訪れています。

早速、お目当ての温泉へ。
濁り湯と、大きな滑らかな石の触り心地が非常に良い!これは、温泉の名前の通り「極楽」だ……!

体全体が、おおきな一つの石に包まれているようで、なんとも不思議な気持ちになれました。

心も体も休まったところで明日の目的地、熊本へ向かいます。


4日目の目的は熊本の旅!名物ラーメンも堪能!


4日目は、熊本の「玉名温泉つかさの湯」へと、向かいます。熊本は、ラーメンも美味しいと有名!せっかくなのでラーメンも食べてみたい!いざ出発です!



まずは有名な熊本ラーメン店熊本ラーメン専門店 黒亭へと向かいました。

お昼前という時間帯ということもあってか、かなりの行列です。
ここまでの人気店ということは……ラーメンの味にも自然と期待が高まります!!!



僕は、お店の味を存分に楽しめるという、一番人気の黒亭セットを頼みました!玉子入りラーメン、豚そぼろ丼、餃子のセットです。

これは、ヤバイ……。
スープの色はかなり濃い割に意外とあっさりとしており、玉子を混ぜることによってトロッとしたラーメンになるんです!この濃厚なまろやかさ、贅沢に卵黄が2個使われている理由が分かります。

秘伝のタレで煮込まれている豚そぼろが乗った丼と、パリッとした皮が美味しいオリジナル餃子も、名脇役です!行列にも納得のお味でした。

その後、電車に乗って温泉へと移動し……。



着きました!玉名温泉つかさの湯です!

ここの温泉の注目ポイントは、御影石でつくられた壮大な源泉掛け流し風呂があるところ。この風呂はかなり大きく、人が多いのにもかかわらず思いっきり体を伸ばしてゆっくりと入れます。そのほかにも露天風呂では、滝を眼前で眺めることができる贅沢な温泉体験ができます。

入ってみると、本当に本当に広くとても贅沢な風呂でした。「これ、プール!?」と錯覚するレベルの広さです!この広さの温泉にはなかなか出会えないので、ぜひ読者の皆さんにも体験して欲しいと思える風呂でした。

思いっきり足を伸ばしても十分浸かれる大きなお風呂に、ここ数日の移動の疲れがほぐされていくのが分かりました。




近くには、しらさぎの足湯という足湯もあります。

この周辺は宿泊施設が数多くあり、価格帯も様々なものがありました。色々な選択肢がある場所に宿泊すれば旅のプランに広がりが出るのでとてもオススメです!
というわけで、4日目は「しらさぎ足湯」の近くにある宿泊施設へ泊まりました。


5日目は、自宅のある福岡への道のり!


いやー、ここまで素敵な旅でした。
最終日の5日目は、福岡に帰る日ですが、家に帰るまでが旅行です。

ホテルから玉名駅へ向かいます。これから長い道のりを電車内で過ごすので、お手洗いにも行き、飲み物やお菓子も買い込んで出発。



車内から外を眺めていると、この旅の思い出が蘇ります。
5日間、色々なことがありましたが、初めて訪れる土地勘のない場所でも、地元の人の心温まる手助けのおかげで、全て楽しい思い出になりました。

色々なことを考えているうちに、大学の最寄駅の新飯塚駅へ着きました。


5日間の旅を終えて




主に青春18きっぷを使った、5日間の一人旅。ゆったり、かつ充実した旅を楽しむことができました。


みなさんも是非!

みなさんには、一人旅の楽しさ、非日常感は伝わりましたでしょうか?

一人旅は、ただ名産物や土地柄を楽しめるだけでなく、新しい発見や知識を得ることができる貴重な体験です。
費用面がネックで二の足を踏んでいる学生さんや若い社会人の皆さんも、青春18きっぷを使えばオトクに旅を楽しめますよ。
ぜひ青春18きっぷの発売期間に、一人旅を楽しんでみてください。
きっとハマりますよ!


(おわり)


ライタープロフィール
有冨 優雅(ありとみ ゆうが)
近畿大学 産業理工学部経営ビジネス学科3年生
2月23日生まれ、山口県出身。とにかくやってみよう!短い人生なんだからとにかく突き進んでみよう!が、私の生き方。とにかく経験を積んでいい社会人になり、スピード感のある人生にしたい!


編集:人間編集部



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